観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「非婚同盟」テンション高っ!

2009年03月25日 | 映画・ドラマ
 この昼メロ。多分視聴率稼いでるんだろうな。一言で言えば、B級タレントが、妙にテンションの高い芝居してるってだけのこと。
 しかも真っ昼間から、セックスだの、卑猥な表現や場面多し。
 だけど、世間の奥様に人気があるのも分かるような気もする。
 三原淳子、伊藤まい子、風間トオルの知名度のある3人で、初期を盛り上げ、バトンタッチしたのだろうけど、そこからは下品さばかりが漂ってる。
 中でも風間はなんでこんな仕事受けるようになってしまったのだろう。やっぱ年齢か。
 それにしても、全体的にここまでテンション上げたり、あっちこっちでセックスする必要があったのだろうか? しかも、同じ人間の中で繰り返してるってのがきもい。
 話しは第三章になって、非婚で産まれた娘たちの葛藤になったけど、これもまたB級。
 なんだか学芸会みたいでおもろいから観てるけどね。

「黒部の太陽」SMAPは化けもんだ。

2009年03月25日 | 映画・ドラマ
 香取慎吾主演の「黒部の太陽」。これまで映画(映画なんか三船敏郎とか石原裕次郎だかんね)や舞台にもなっている、実際の話し。
 まず、これだけの工事をやり遂げた実存の方々のご苦労、苦労なんて言うのもおこがましい、精神力に感服した。並大抵の気持ちではやり遂げられなかっただろう日本史に残る大事業である。
 さて、ドラマに話しを戻すと倉松仁志(香取慎吾)が凄い。本当に労務者の顔。しかも彼は年齢を演じられる。このドラマでとても30前後とは思えない程どっしりしていて、貫禄も十分。
 出番は少なかったが、母親役の泉ピン子も良かった。小林薫とユースケ・サンタマリアとくに、ユースケの激痩せ振りは気になったが…。
 深田恭子も、一時のアイドル全盛期のねちょねちょした演技よりも、押さえていて良くなってる。
 とにかく観ましょう。そして、このドラマを観ている電力が供給され、何不自由無く生活出来る今に感謝しましょう。
 タイトルの、SMAPは化けもんだ。は、彼ら5人。それぞれの道を確立してると言う事で、仮にグループが解散したら、画面から消える人間は必ず居るのだが、ことSMAPに関しては、それがない。メンバーそれぞれが、役者としてもタレントとしても、MCとしても芸能界の主砲である。
 さして、イケメンでもない彼らの魅力、底力は計り知れない。
 

「絶対彼氏&スペシャル」予想外。いい意味でね。

2009年03月25日 | 映画・ドラマ
 と言うのも、理想の彼氏のロボットとの恋というテーマが、「つまらない」とオンエアは観なかった。が、ふと観たら、「面白かった」。ロボットの天城ナイト(速水もこみち)も機械的動き上手いし。井沢梨衣子(相武紗季)も可愛い。
 しかし、世間的には、大人でキャパの広い浅元創志(水嶋ヒロ)こそが理想の彼氏だ。
 自我を持ったロボットの苦悩も良く分かるし、日々のコメディの中でせつない恋を描いてる。
 創志の兄役、浅元将志(中村俊介)。時の流れはきついね。この前までは、あんたがイケメン代表だったのに。もはや面の皮ではなく、役者として問われてる。頑張れよ。
 佐々木蔵之介、真矢みきといった巧者の味付けも。
 本編で、ナイトのライバルロボットとして、阿部力が出てるけど、もこみちとの演技力の差が明らかだった。そしてスペシャルはまた切ないラストだが、しれを敢てポジティブな終わり方にしている。
 恋愛ドラマは好きではないが、ナイトのピュアさに涙が出た。
 そのスペシャルでは、内田朝陽までもがロボットに。そして自分が選ぶなら、この内田朝陽のロボットこそが理想の彼氏だ。知的で、優しく、包容力もあり、大きな目で全てを捉えてる。
 しかし、もこみちは良くやった。新境地を開いたぞ。あとはNHK大河ドラマで時代劇やってもっと大きくなれ!
 最後に、実問題として、もこみちはちっともタイプではありません。