地区に残る五輪塔で概ねその全容を留めているのは3基あり、
その他には、パーツの残骸が残っているだけというのがいくつかある。
そして、この度新たな場所で残骸らしきものを見つけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ee/412a49881cfcd193d15e8396bc014693.jpg)
2つとも丸い形をしており、おそらく五輪塔の「水輪」だと思われる。
左上の苔むしたのは結構大きく、33cm×24cmほどある。
岩石は安山岩のようで、山口県から運ばれたものだろうとみている。
そして、それの右下にある小ぶりなものは、質感がゴツゴツしており、こちらは火山礫凝灰岩のようだ。
こちらは片側(写真下側)がやや直線的になっていることから、五輪塔てっぺんの「空輪」の可能性もある。
ちなみに、大きい方も完全な球体ではなく、上下がやや直線的に切断されており、
片側はこんな風に、中心にかすかな突起(ほぞ)がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/18/9fa7fffd74542e782d15cada2628e3c5.jpg)
おそらく五輪塔を組み立てる際、安定性を保つための工夫だと思われる。
2つのパーツの石質が異なることから、本来は別々の五輪塔の一部であったと思われる。
きっとかなり古いものだろうと思う。
(おそらく江戸時代初期ないしそれ以前)
さらに、これらの近くには、こんな残骸もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/7e/44a47aa0e980cd59e4dcfcc26425ff89.jpg)
すぐそばに仏像の顔があるが、それとは形が違っており、顔とは思えない。
かなり風化・破損しているものの、小さな突起があることから、
五輪塔てっぺんの宝珠=空輪だろうと思う。
そして、わからないのがこれ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/4b/793bbdfc6a3d78d0747487c75f651ec2.jpg)
石臼の残骸のようにも見えるのだが・・・・・?
なんといっても、自己満足的発見が これ!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d2/70a863305214c33a3336edb517d4a18b.jpg)
上記の残骸とは別の場所で見つけた。
しかも2基ある。
双方 使われた岩石は同じで全体の風貌も似ているのだが、
各パーツの形状や寸法が少し違っている。
ちなみに右の五輪塔は高さ37cm、左は31.5cmというかわいさである。
なぜこれが自己満足的発見かというと、
両方とも1つの岩石から彫り出された“一石五輪塔”だということだ。
岩質が同じで類似の形状のものは町内で10基ほどしか確認・報告されていないようで、当地のものでも破損して半分だけの残骸は報告されているが、この2基の報告はない。
残念ながら、かなり風化が進んでおり、2基とも上部で割れている。
文字が見当たらないので、いつの時代のものかわからないが、
かなり古いものだと思われる。
江戸時代以前の造形物の可能性がある。
ムフフ
ご訪問ありがとうございます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/09/48484df33d6d0696675b5309db9659f7.png)
「プチッ」と応援 感謝
その他には、パーツの残骸が残っているだけというのがいくつかある。
そして、この度新たな場所で残骸らしきものを見つけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ee/412a49881cfcd193d15e8396bc014693.jpg)
2つとも丸い形をしており、おそらく五輪塔の「水輪」だと思われる。
左上の苔むしたのは結構大きく、33cm×24cmほどある。
岩石は安山岩のようで、山口県から運ばれたものだろうとみている。
そして、それの右下にある小ぶりなものは、質感がゴツゴツしており、こちらは火山礫凝灰岩のようだ。
こちらは片側(写真下側)がやや直線的になっていることから、五輪塔てっぺんの「空輪」の可能性もある。
ちなみに、大きい方も完全な球体ではなく、上下がやや直線的に切断されており、
片側はこんな風に、中心にかすかな突起(ほぞ)がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/18/9fa7fffd74542e782d15cada2628e3c5.jpg)
おそらく五輪塔を組み立てる際、安定性を保つための工夫だと思われる。
2つのパーツの石質が異なることから、本来は別々の五輪塔の一部であったと思われる。
きっとかなり古いものだろうと思う。
(おそらく江戸時代初期ないしそれ以前)
さらに、これらの近くには、こんな残骸もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/7e/44a47aa0e980cd59e4dcfcc26425ff89.jpg)
すぐそばに仏像の顔があるが、それとは形が違っており、顔とは思えない。
かなり風化・破損しているものの、小さな突起があることから、
五輪塔てっぺんの宝珠=空輪だろうと思う。
そして、わからないのがこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/4b/793bbdfc6a3d78d0747487c75f651ec2.jpg)
石臼の残骸のようにも見えるのだが・・・・・?
なんといっても、自己満足的発見が これ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d2/70a863305214c33a3336edb517d4a18b.jpg)
上記の残骸とは別の場所で見つけた。
しかも2基ある。
双方 使われた岩石は同じで全体の風貌も似ているのだが、
各パーツの形状や寸法が少し違っている。
ちなみに右の五輪塔は高さ37cm、左は31.5cmというかわいさである。
なぜこれが自己満足的発見かというと、
両方とも1つの岩石から彫り出された“一石五輪塔”だということだ。
岩質が同じで類似の形状のものは町内で10基ほどしか確認・報告されていないようで、当地のものでも破損して半分だけの残骸は報告されているが、この2基の報告はない。
残念ながら、かなり風化が進んでおり、2基とも上部で割れている。
文字が見当たらないので、いつの時代のものかわからないが、
かなり古いものだと思われる。
江戸時代以前の造形物の可能性がある。
ムフフ
ご訪問ありがとうございます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/09/48484df33d6d0696675b5309db9659f7.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_t.gif)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます