板碑型から角柱型への変遷、そして角柱型の様々な頭頂部を見てきたが、
角柱型のオプション形というか、豪華版として 竿石の上に笠が乗っかっているものがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a3/1aac3114249f3c54c94875cf9e5e62cd.jpg)
【天保10】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/92/b1ac1e4f06bdeabc6ef670edb0dc9dd0.jpg)
【文政13】
これらは江戸時代の墓石である。
なんだか頭が重そうであるが、位牌にもっとも近い形かもしれない。
これは「笠付角柱型」とか「大名型」とか呼ばれているようで、
位の高いお方の墓なのであろう。
このタイプは、明治の初期に多かったが、最近また人気が出ているらしい。
とはいうものの、地区の共同墓地の最近の墓石では見られない。
前回示した「香箱加工」の中央部に小さなとんがりがあるタイプは、この笠付タイプの簡略形なのかもしれない。
そして、さらに豪華なのがこれだ!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dolphin.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/21/27f049968da65da77c004194abc71c07.jpg)
【天保5】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d9/a6de92ae69cac02e5402539fbd87b1fa.jpg)
「五輪塔型」というようで、上の3パーツは五輪塔のそれと同じである。
これもおそらくそれなりの家柄のものだろうと思われる。
このタイプの最も立派なのがこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/8c/c3996dcc72478af476b7cd85bc758104.jpg)
何が立派かというと、先に示した五輪塔型は砂岩でできているのに対し、
これも江戸時代後期の墓石ではあるが、てっぺんから台座まですべて花崗岩でできている。
そして堂々とした風格がある。
これは共同墓地ではなく、個人所有の墓地にある。
どうやら、江戸時代から続く「組頭」の墓地のようで、
江戸時代において、苗字を許された(公に名乗れる)地位にいた方の夫婦墓である。
ご訪問ありがとうございます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/09/48484df33d6d0696675b5309db9659f7.png)
「プチッ」と応援 感謝
角柱型のオプション形というか、豪華版として 竿石の上に笠が乗っかっているものがある。
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【天保10】
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【文政13】
これらは江戸時代の墓石である。
なんだか頭が重そうであるが、位牌にもっとも近い形かもしれない。
これは「笠付角柱型」とか「大名型」とか呼ばれているようで、
位の高いお方の墓なのであろう。
このタイプは、明治の初期に多かったが、最近また人気が出ているらしい。
とはいうものの、地区の共同墓地の最近の墓石では見られない。
前回示した「香箱加工」の中央部に小さなとんがりがあるタイプは、この笠付タイプの簡略形なのかもしれない。
そして、さらに豪華なのがこれだ!
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【天保5】
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「五輪塔型」というようで、上の3パーツは五輪塔のそれと同じである。
これもおそらくそれなりの家柄のものだろうと思われる。
このタイプの最も立派なのがこれ。
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何が立派かというと、先に示した五輪塔型は砂岩でできているのに対し、
これも江戸時代後期の墓石ではあるが、てっぺんから台座まですべて花崗岩でできている。
そして堂々とした風格がある。
これは共同墓地ではなく、個人所有の墓地にある。
どうやら、江戸時代から続く「組頭」の墓地のようで、
江戸時代において、苗字を許された(公に名乗れる)地位にいた方の夫婦墓である。
ご訪問ありがとうございます。
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