かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

懲りない人々(その3)

2007-10-26 11:12:52 | 政治・社会

ある程度ブログ記事が溜まったら、カテゴリー分類をしようと思ってはいたのだが、昨日奥さんから「カテゴリーに分けなさい」と言われたので、未熟ながらなんとかカテゴリーを編集して、分類した。これからは、こちらもご参照下さるようお願いします。 

 

最近、集落の入り口の道路沿いに気になる旗がたなびいている。初めてこの旗に気づいた時は、「何だろう?住宅展示場の案内だろうか?いや、この地区にそんな所あっただろうか?」と思ったが、少しして、「あっ、これは農協の標語だろう」と思うに至った。その旗には、大きく『小玉追放』と書かれている。おそらく、「適切な時期に柑橘類の摘果を行って、果実を大きく育てよう」と各農家に呼びかけているのだろうと思う。

そして、そう思った後、この旗があのロッキード事件の頃あったら面白かっただろうなあと想像してしまった。でも、あのお方は「児玉」さんだったですね。 

最近お騒がせの守屋武昌前防衛事務次官の商社との癒着問題は、なんだかそのロッキード事件の様相を呈してきたのではないだろうか。接待ゴルフだけにとどまらず、なにやら裏金作りだとか、特定商社との随意契約の指示(?)など、これからもっともっとホコリが出てきそうだし、政治家も関与していそうなにおいがする。 

そして、給油量訂正に絡む海上自衛隊の隠蔽問題も加わり、防衛省の不祥事は相次いでいる。その守屋氏はそれらの『JFK疑惑』のキーマンと目されているようだ。なんだか、どこかのプロ野球球団のようだが、J=隠蔽の情報操作、F=不正な給油転用問題、K=金銭疑惑なのだそうだ。ともあれ、29日午後に守屋氏の証人喚問が行われることになったので、どこまで真相が明かされるか見届けたい。 

対テロ新法案は、海上自衛隊の活動を給油・給水に限定する趣旨のようだけれど、自衛隊員が勝手に情報隠しをやるようでは、文民統制など機能するはずがなく、国民の信頼など得られないだろう。そして、薬害肝炎資料の放置・隠蔽、ぼろぼろ出る社保庁の横領・いんちき。この国の役人はどうしてこうも国民にそっぽ向いた輩が多くなったのだろうか。いやそれとも「だいこく屋、お主も悪よのお~」の昔から、体質はちっとも変わっていないのだろうか。これでは、ミートホープ、白い恋人、赤福、比内地鶏から「何をおっしゃいます お代官様こそ」と言い返されても、「ウォッホッホッ」と言うしかない。