秋祭りの季節がやってきた。
でも、うちの奥さんはそんなこととは関係なく、最近ジグソーパズルに夢中になっているようで、時間を見つけてはせっせとつなぎ合わせている。何でも世界最小のジグソーパズルだそうで、Ａ３サイズで1,000ピースあるのだそうだ。 
といわれても、私にはそれがどれほどの意味があるのか全くわからない。第一、ジグソーパズルをやってみようなんて、生まれてこのかた一度だって考えたこともないし、夢に見たこともない。今や老眼が進んで、１個１個がどの部分に相当するのか、見本と見比べながら作業を進めるなんて、ばらばらになったピースを見るのさえ辛く、頭が痛くなってきそうだ。老眼鏡をかければできるのだろうけれど、そんな面倒くさいことまでしてやろうとは毛頭思わない。 
奥さんが、今つなぎ合わせているのは、２ヶ月ほど前に一度完成したもので、その後別のパズルを購入したのだが、それも完成したので、今度は最初に完成したパズルをばらして、もう一度挑戦している。「新しいのを買ってくれないからだ」と言っていたが、本当にご苦労なことだと思う。 