喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ばあちゃんの思い

2012-10-18 | 家族
 最近、忙しくブログの更新ができないでいた。
昨夜まで、三崎地域それぞれの地区で、人権・同和教育懇談会があり、
連日講師として参加していたため。

 夜9時過ぎに帰宅。
皿におかずが盛られていた。
 娘が説明してくれた。

「これ、ばあちゃんが、私たちの明日の陸上大会のおかずにどうぞ、って作ってきてくれたよ。」
心が温かくなった。
そして思い出すことがあった。

 今は亡き私の祖母が、家族の食事を作ってくれていた。
母は、畑仕事で忙しく昼食や夕食を祖母が作ってくれていた。
昔の人なので、見た目も味もあまりよくない。
母が作ってくれた方が、当然のことながらおいしかった。

 でも子ども心に、台所に向かい野菜を1つ1つ包丁で切り、
味付けするばあちゃんの姿がありがたかった。
だから、あまりおいしくなくても、文句も言わず食べた。

 昨夜、そんな幼き頃の思い出が浮かんできたのだ。
妻が作ってくれた方が、見た目も味もおいしい。
でも、「孫たちに食べさせてあげよう。」
「妻のおかず作りの負担を軽くしてあげよう。」


という気持ちが感じられた。

 私が幼き頃にばあちゃんからしてもらったことを、
娘たちもばあちゃんからしてもらっている。

 今日は、伊方町の小学校陸上競技大会。
ばあちゃんも、じいちゃんも応援に行くとのこと。
 娘たちには、そんな思いも受けてがんばってやりきってほしい。

          岬人

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