9月29日、そして翌日は台風のため延期され、10月1日。
四国最西端の八幡浜西宇和地区中学校新人総合体育大会が実施された。
三崎中学校の結果は、団体戦予選リーグ敗退。
1回戦、対双岩中学校、1-2で惜敗。
2回戦、対八代中学校、1-2で惜敗。
個人戦、宮本・土居組、垣内・梶原組、阿達・松下組が初戦敗退。
森橋・木村組が2回戦敗退。
共通していたことは、
ゲームの出だしはリードし、1本のミスをきっかけに自分のプレーができなくなってしまったということ。
最大の敵は、相手ではなく、自分の中にいた。
「限られたなかで、あれだけ汗してきたのに。
練習試合を通して、あれだけ、意識してきたのに。」
という悔しさがわき起こってきた。
自分のなかでは、子どもたちに対するいら立ちが渦巻いていた。
一方で、自分はどうだったのか。
何ができたのか、ということを考えよう、考えようとした。
子どもたちの試合中の様子が頭をかけぬけていった。
緊張した様子、落ちこむ様子、でも練習通りそれをはねのけて前向きさを出そうとがんばっている様子。
そんな子どもたちの様子をじっくりと見て、考えれば、はっきりと見えてきたものがある。
子どもたちは、とにかくがんばろうとしていた、ということ。
そう思えば、自分の関わりがもっともっと工夫があればよかった。
時には、力強く、時には、やわらかく、子どもたちの緊張をときほぐす声や表情がもっと大切だったはず。
それが自分のできること、やらなければならなかったこと。
子どもを導くすべは、すべて子どもをよく見ること、
子どもの心に寄りそうことから見えてくる。
今日から、また気持ちを切り替えて、一緒にがんばっていこうと思う。
田舎者は、力強く立ち上がるからこそ、田舎者なのだから。
岬人