
【中国・福建省・福州市】閩江の河岸の丘の中腹に建つ比較的大きな道教の廟だが、創建などは分からず。 本殿前に置かれている「本殿諸神神誕表」によると、順天聖母陳太后と観世音菩薩を中心に計14人の偉人が神様として祀られている。 特に順天聖母陳太后を始めとして女神が多いが、それにしても、煌びやかな衣装の女神像と内陣だ。
この廟は、数年前に訪問した際は殿内は撮影禁止だったが、2度目の今回は何故か撮影禁止の表示板がなくなっていた。 念の為、廟を管理されているおばあさんに確認したら自由に撮っていいとのことなので、賽銭箱に3元入れ、参拝してから殿内を思う存分撮影した。
そのおばあさんに廟の創建年代について聞いてみたが話が伝わらず....小さな紙切れに住所、廟名、道教、電話番号そして最後に「香祖」と書いて渡してくれた。「香祖」とは、この廟の教祖様なのかな?


参道石段の上に亭と法門が見える....その直ぐ左に法門がある


法門....境内の右奥に大きな白い観世音菩薩石像が立つ

法門から眺めた本殿


法門を入って直ぐの所に置かれた線香炉、右にお供え物の焼却炉、奥に観世音菩薩石像

本殿の全景

祈雨宝殿の扁額が掲げられている本殿


本殿内陣の女神像群....中央は順天聖母陳太后、上部に「平安女神」とある



本殿前に鎮座する黒目が大きく意外にかわいい顔の狛犬

本殿の左奥に建つ殿....殿名は失念
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