地元の商店街の空き店舗を自前で改装
加治木工業高校が展示や出前教室用に店舗
先日、指宿市の指宿商業高校が「株式会社指商」を設立した情報を掲載しましたが、今日は、姶良市にある県立加治木工業高校が、近くの加治木かもだ想い通り商店街に店舗をもうけた情報です。
生徒が電気や建築の専門を生かして空き店舗を改装し、展示や出前教室に活用。地域との触れ合いを深め、若い力で商店街のにぎわいづくりを後押しする目的で、取り組んでいます。
財団法人JKAの補助を受け、来年3月まで広さ27畳のスペースを間借りし、6月にあった商店街「百縁市」では、建築・工業化学・機械・電子・電気・土木の6科の生徒が試しに出店したとのこと。
パネルで学業を紹介したほか、金属オブジェやツボ押し器に加工した亜鉛管を配布したところ、約80人が訪れ盛況だったようです。
これに手応えを感じた生徒たちがやる気を起こし、本格的な出店に準備を始めているとのこと。写真は、今月12日に電気化の10人が、地元の業者の指導を受けながら配線工事をやっている写真ですが、建築科のの生徒が内装を担当し、8月から各科が「工作教室」を開講、夏休みの自由研究の手伝いをするとのこと。
ねらいは、保護者が付き添う子供向けイベントで、他の店舗への集客効果も目指すとのことらしい。
できれば、更に一歩進め、一般の、特に高齢者の家電トラブル相談や、アドバイスなど、踏み込んでもらい、ビジネスへの実践の場としての体験もしてもらえたらとの期待も膨らむ。
今後、前向きな取り組みを期待します。
南日本新聞掲載(24.7.18)
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