よかど!鹿児島

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タブレット端末/どうなる日本経済(105)

2011-01-11 08:25:01 | どうなる日本経済

持ち運べる「タブレット型」情報携帯端末が人気を呼んでいる。

ラスベガスで開催の世界最大の家電見本市での新商品の発表

携帯端末の進化も凄いけど、製品開発の現場は、少しでも隙間があれば、次から次に新製品を開発してくる。

米アップルが昨年4月に発売した「iPad」は、パソコン並みの機能を持ち、携帯電話のように持ち運べる端末で、一気に人気を得たが、この人気に日本のパナソニックなど、世界のメーカーが新商品を開発し、販売に転じるようだ。

今月6日に米ラスベガスで開幕した世界家電見本市で、タブレット型の情報携帯端末が出展されているそうです。

かって世界第二位の携帯電話機のメーカーだった「モトローラ」は、事業再建に今春「XOOM」を発売する予定であり、パナソニックは、年内に米国や日本で、「ビエラ・タブレット」を発売するとのこと。端末で見ていた映画の続きを、即座にテレビに切り替えて視聴できるようにするなど、テレビとの連携を売りにしている。

他にも、韓国LG電子や台湾のパソコン大手の「アスース」や薄型テレビの新興ブランド米ビデオなどが新製品を発表する予定とか。

米調査会社のガートナーは、タブレット端末の世界全体の販売台数が09年の1,949万台から、12年には約8倍の1億5,415万台まで増えると予測している。

要は、価格の問題もあるが、10年の700ドルが、14年には半分以下になるとの予測もあり、ここ2,3年でパソコン市場に大きく食い込み、その市場を塗り替える可能性があるのではないだろうか。

            

かごしま企業家交流協会
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