爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

定年退職

2010年04月13日 | ブログ

今年も、年金受給資格もないまま、退職した団塊世代の元青少年たち、パソコン用語に例えれば、当分の間を休止状態で過ごす人、第2の人生に向かって再起動する人、完全にシャットダウンする人など様々。

後進に道を譲って欲しいと、美しい言葉で静かに58歳での退職を求められ、第2の職場へ転送された爺、転送先での収入と年金で所得が確保された時代も、最近は、そっと肩を叩かれる心配もなく定年までお勤めできる半面、転送先は昨今の不景気風で狭き門とか。

早期退職制度による中央省庁キャリア官僚達の天下りが大きく取りざたされている、全てが悪で無駄とは思わんが、特権的な道を歩く仕組みに対しての徹底した仕分け作業への期待は、大部分の皆さん同感では。

共に働いてきた家内と悠々自適に見える生活に、定年のない職業の方達からは羨む声も聞くが、逆に定年のない職業を羨ましいと思うことも、今は人生の定年まで周囲に御手数をかけないよう過ごしたいもの。


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