爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

人混みの東京

2019年06月20日 | 日記

昭和10年代、小さな田舎の少年だつた爺、東京は皇居二重橋の写真しか見たことがない夢の都だった。終戦後の昭和20年代になって、映画館でのニュース映画でお目にかかった。

初めて東京を見たのが昭和27年19歳の時だつた。父の友人Tさんに連れられ、人混みの中、国電、都電、地下鉄、皇居、銀座、浅草、プロ野球、見るもの全てに感動、疲れ果てた東京見物だった。

関東にいる孫のところや、公務で東京へ出張するようになっても、田舎者特有のキョロキョロ周りの案内表示を見ながら、人だらけで混雑する中を何とか歩いて目的地に向かったものだが。

平成16年、ディズニーランドでの孫娘の結婚式では、息子たちから東京駅まで送り迎えをしてもらい、混雑する中を歩くだけで精いっぱいだった。夢の都だった東京も、今では遠慮したいところに。


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