爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

短命な雑草

2019年06月01日 | 日記

雑草という名の草はないが、ネット検索して見たら、名前もない雑多な草とか、人に有害無益な草とか、可哀そうな定義ばかり、「許可なく生える草」と言うのがあり気に入った。

子供の頃から、親からも先生からも雑草はゴミとして教えられ、短命であり嫌われもので可哀そうな植物である。我が家の雑草は、よそ様よりは長生きしている幸せなほうである。

零細な庭に生える緑豊かな雑草の中で、アイリスが控えめに咲いている。平均寿命を超えたし、そろそろ引退してもらい、若い世代に移行させたいと、業者から除草してもらった。

除草した雑草は大きなビニール袋に納められ、軽貨物に乗せられ処分場へ運ばれて行く姿を見送りながら、今度生まれて変わってくるときは、美しい花木になっておいでよと。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする