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セイヨウアブラナ

2011年03月24日 | 風香 - 季節の花
地震による津波の危険性があるにもかかわらず、日本では原発は海沿いに作られています。それは、一次冷却水を海水で冷すためです。このため常時温排水が原発から海に排出されています。当然、海水温が上昇します。

しかし、原発の温排水で海水温が上昇しているという報道はほとんどありません。海水温の上昇は、地球温暖化の影響だということばかりが報道されています。そして、地球温暖化の原因は二酸化炭素だとされています。このことを認めると以下のような原発推進派に都合のいい詭弁が成立します。

(1)原発を作る
(2)原発からの温排水で海水温が上昇する
(3)海水温が上昇するのは地球温暖化の影響である
(4)地球温暖化の原因は二酸化炭素にある
(5)二酸化炭素を排出する火力発電所を原発に置き換えるべきだ
(6)原発を作る - すなわち(1)へ戻る

原発を作れば作るほど原発に置き換えるべきだということになります。どこにトリックがあるかは明らかです。

地球温暖化の犯人は二酸化炭素なのでしょうか、そして、そもそも地球は本当に温暖化しているのでしょうか。

ここ数日再び寒気が南下して寒い日が続いています。夏には気温が上がると暑い暑いと盛んに報道されますが、この冬強烈な寒気によって気温が下がっても寒い寒いと同じように報道されることがありませんでした。何故なのでしょう。地球が温暖化しているはずなのに何故強烈な寒気が何度もやってくるのだという報道もありません。何故なのでしょう。

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荒川の土手に咲くセイヨウアブラナです。

よく似たセイヨウカラシナと違って、セイヨウアブラナは葉の基部が茎を抱きます。












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咲き始めたスミレ

2011年03月22日 | 風香 - 季節の花
大地震から11日がたちましたが、いまだに危機的状況が続いています。それにしても政府の対応は ・・・。

専門家は「想定外」の事態が発生したと言っていましたが、この「想定外」という言葉に騙されてはいけないと思います。

大日如来(普通は神様というべきかもしれませんが、私は神よりは仏に親しみを感じています)にも想像がつかないようなことという意味の「想定外」もあれば、専門家の浅はかな考えや想像力の無さによって生じる「想定外」もあります。想定の範囲が狭ければ、当然想定外の事象が増えます。

今回の場合、その実態は後者の方だと思いますが、専門家は前者の意味の「想定外」だったと誤魔化そうとするかもしれません。

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落ち着かない日が続いていますが、家の近くではスミレが咲き始めました。

家の近くで一番先に姿を見せるスミレは ノジスミレ です。

ノジスミレらしいヨレヨレの姿の株が多かったです。














他に咲いていたのが ・・・



カキドオシ



カタバミ



シロバナタンポポ



カントウタンポポ



カントウタンポポ



タネツケバナ



ホトケノザ・オオイヌノフグリ
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怒り

2011年03月19日 | その他
言葉がありません。
私自身は幸いにもこれまで大きな災害に遭ったことがありません。ですから、被害に遭われた人達に対して何を言っていいのか想像すらできません。
決まりきった御見舞いの言葉やありきたりの励ましの言葉は、あまりにも虚しく、口にすることができません。

地震が発生してから昨日で一週間が経過したわけですが、いまだに危機的状況を脱していません。国民の命を守るべき政府の無能ぶりには呆れるばかりです。とりわけ、被害者を人質に自分の人気回復と政権維持のためのパフォーマンスに走る菅の行動には怒りを感じます。東電に出向いて責任逃れのパフォーマンスさえ演じています。

TVで原発に関する報道が毎日のように流されていましたが、その中でも怒りを感じることがしばしばありました。
「海水を入れて欲しくない」と発言した専門家にとっては、国民の命より原発の方が大事なようです。「停止、冷す、閉じ込める、この三つのうち停止はちゃんとできた」と胸を張って言った専門家もいましたが、欠く事のできない三つの内の一つでもできれば合格だと思っているようです。そして、司会者といわゆるコメンテーターと呼ばれる人たちの原発に関する無知ぶりにも呆れるばかりです。専門家と同じレベルは当然要求しませんし、通常は原発の知識は不要かもしれませんが、彼らはTVに出演する前に自分できちんと基礎的な事柄を調べるということもしてないようです。

ここで原発の基本的なしくみやその問題については当然書きませんが、自分でわかっていないと思う人はきちんと勉強しておくべきです。例えば、「使用済燃料棒」は単なる「燃えカス」ではありません。

ちなみに、私は原発には強く反対しています。大地震が起きたら大事故の起こる可能性があると思っていましたが、残念にもその予想は当たってしまいました。原発の場合は想定外であっても事故を起こしてはいけないのです。想定外のことには事前に対処することはできませんから、事故の発生は必然です。ある専門家は「過去一万年まで遡って調査して安全性を求めている」といいましたが、一万年だろうが一億年だろうが、過去の事をいくら詳しく調べても、明日何が起こるかはわからないのです。

自然の脅威と向きあい、人間はどう生きるべきか考えるいい機会だと思うのですが、そのような気運は今の所ありません。もう少し落ち着いたらでてくるのでしょうか。そうとも思えないのですが ・・・。

そして、関東でほとんど被害など無かった人達による買いしめやガソリンを求めての大行列が発生しています。計画停電の事も含め、今までの大量に消費する生活様式から消費を少なくする生活様式への転換という発想が必要だと思うのですが、しばらくすれば物が出回って再び大量消費生活に戻ってしまうようです。世の中、無駄な消費が多すぎると思うのですが ・・・。

とにかく、いろいろと言いたいことは山ほどありますし、私自身の考えもまだ明確に定まっていない所があります。今後、それらをこのブログで書いていくかどうかはわかりませんが ・・・。
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マンサク

2011年03月10日 | 風香 - 季節の一枚



マンサク

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咲き始めた春の花

2011年03月08日 | 風香 - 季節の花
時折、寒波の「逆襲」を受けながらも、次第に春が近づいています。

陽当りのいい場所では、春の花が咲き始めています。

今回紹介するものは、一般的には「雑草」として扱われているかもしれません。

「雑草」というと邪魔者というイメージを持たれているかもしれませんが、綺麗な花を付けるものが多いです。

最近は、春に限っていえば「スプリング・エフェメラル」という表現が流行っているようです。

しかし、それは本来の意味ではなく、日本語では「春の妖精」のことである、という極めて情緒的な意味合いで使われていることが多いようです。

確かに「春の雑草」より「春の妖精」の方が一般受けがいいし、「スプリング・エフェメラル」はさらにカッコイイということになるのでしょうか。

でも、「エフェメラル」には「妖精」という意味はありません。


【 オオイヌノフグリ 】

家の近くでは道端や田んぼの畦に普通に生えています。
















【 トウダイグサ 】

花の作りがいまだによくわかりません。一度詳しい説明を読んだのに ・・・。







【 キュウリグサ 】

花の大きさは、ほんの2ミリほどしかありませんが、花自体は可愛らしい姿をしています。







【 タネツケバナ 】

こちらも花は小さく、3~5ミリほどです。







【 カキドオシ 】

まだ、背丈は低いです。







他に、カントウタンポポ、シロバナタンポポ 、ホトケノザ 、ヒメオドリコソウ、ハコベ、ナズナなどが咲いています。

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