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大小山~大坊山 - 北関東

2007年01月09日 | 山歩 - 北関東
大小山は、栃木県の佐野市と足利市の境にあります。あたかも「名札」を付けているかのように、山頂下の岩場に「大」「小」の文字板が設置されています。麓にある阿夫利神社は大天狗・小天狗の住む霊場として信仰されていたそうで、「大」「小」は大天狗・小天狗からとられたそうです。

広く知られた山ではないと思いますが、地元の人を中心に結構登山者が多い山です。

行程 【 JR富田駅~阿夫利神社~大小山~越床峠~大坊山~つつじ山~長林寺~東武足利市駅 】



岩場に設置された「大」「小」の文字板。

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JR両毛線の富田駅から歩き始めます。



麓から見た大小山。「大」「小」の文字板が麓からも見えます。

阿夫利神社の傍の駐車場は満車状態でした。溢れた車は少し下の駐車場にながれているようです。意外と人気の山です。

阿夫利神社からは何本かの道がありますが、今回は男坂を行きます。男坂には途中ちょっとした岩場がありますが、全く問題ありません。

途中で分かれた女坂と合流すると、「大」「小」の文字板の岩壁の下に出ます。ここには東屋があります。ここから見上げた岩壁の文字板が、最初の写真です。

山全体は今は大小山と呼ばれますが、山頂部の二つの峰の呼称は、どうもはっきりしません。「妙義山」「鷹巣山」という呼称も存在します。

名前の問題は別にして、山頂からの展望は素晴らしいです。



大小山頂(妙義山)からの眺め。三毳(みかも)山、その奥に薄っすらと筑波山が見えます。



大小山頂(妙義山)からの眺め。左の山がこれから向かう大坊山。右奥に薄っすら見えているのが赤城山。



大小山頂(妙義山)からの眺め。足尾・日光の山々です。袈裟丸山が白く見えていました。

山頂は狭いですし、次々と人が来ます。それに冷たい季節風が吹き付けますので、のんびり休むというわけにはいきません。早々に越床峠へ向かいます。



越床峠への道からの大小山。



越床峠への道。峠まで三つの峰を越えて行かねばなりません。



越床峠への道からの赤城山。

越床峠へ到着です。大小山から大坊山へは「逆Uの字」の形に縦走します。この越床峠が折り返し点になります。



越床峠からの道。

大坊山へも越床峠から三つほどの峰を越えて行かねばなりません。今回のコースでは、小さな峰を数えると越えなければならない峰の数はかなりのものになります。



大坊山頂。感じのいいちょっとした広場になっています。

ここから南に下ると大山祇神社に下りられます。しかし、今回は少し戻ってつつじ山経由で長林寺に向かいます。



長林寺への道から大坊山。



長林寺への道。つつじ山経由のこの道も幾つかの峰を越えて行きます。

今回のコースでは、短い登り・下りを何回も繰り返えして、次々と出てくる峰を越えて行かねばなりません。そして、所々で岩場が現れます。



道了尊。大岩の前に懸崖作りのお堂があります。



長林寺境内。

長林寺に下り立ちましたが、まだまだ終わりではありません。近くを足利市営バスが走っていますが本数が少なく役に立ちませんので、駅まで歩かねばなりません。足利にはJRと東武鉄道の駅がありますが、東武足利市駅の方に向かいます。長林寺から約4キロの道のりです。
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コメント
 
 
 
今年もよろしくお願いします (弱足ママ)
2007-01-09 09:55:05
山搭花さん、おはようございます。
既に色々歩かれているようで うらやましい限りです。
宝登山はかなり前ですが行ったことあります。
でも蝋梅の季節ではなかったので
その時期にまた来たいね、なんて言ってて
そのままになってる場所です。
お正月に登るにはなんとも縁起が良い名前ですよね。
大小山は昨年、山のお友達が登られてて
近くていい山があるんだなーって目をつけてました。(笑)
今年も昨年同様、マイペースでポレポレ歩きができたらな、って
思っています。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
 
 
 
弱足ママさんへ (山搭花)
2007-01-10 20:15:51
まず、今年もよろしくお願いします。

宝登山は、本気で登る山ではないと思いますが・・・。今月中は蝋梅が楽しめる思います。その後は、梅が咲き始めます。

宝登山の花(蝋梅、梅、桜)の様子は今後もブログで紹介することになると思います。
 
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