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諏訪岳~唐沢山 (二)

2018年01月17日 | 山歩 - 北関東




- 浅間山山頂から 岩舟山・筑波山 -


「諏訪岳~唐沢山 (一)」の続きです。



唐沢山一帯にはかつて唐沢山城がありました。

唐沢山城は堅固で上杉謙信の10度にわたる攻撃にも落ちなかったということです。

しかし、江戸時代初期に幕府からの命により廃城となり、かわりに佐野の春日岡に佐野城が築城されました。

その跡が現在佐野駅の北にある城山公園です。

そして、それ以前春日岡には惣宗寺があったのですが、築城に伴い別の場所に移転させられました。

その惣宗寺、現在一般的には「佐野厄除け大師」として広く知られています。



二ノ丸から本丸へ



現在本丸には唐沢山神社が鎮座していて、ここが唐沢山の山頂とされています。



大炊井

桝形から眺めのいい天狗岩に上がります。



天狗岩からの眺め (クリックで拡大)



天狗岩から赤城山






天狗岩から南に少し下ると祠があって、そこで道路を横切ります。



横切った先にあるのが鏡岩です。

そして、冬枯れた明るい尾根を南に辿ります。



尾根道から白根山



行く手の尾根の先に(浅間神社が鎮座する)浅間山




しばらく尾根道を行くと道路に出ます。

一般的にはこれを辿って堀米駅に向かうのですが、ちょっと寄り道します。

道路を少し進むと廃墟と化した怪しいホテルがあり、その脇から浅間山への山道に入ります。

着いた浅間山の山頂は明るく開けていて、この日一番気持ちのいい山頂でした。



遠くから見た時は休憩用の東屋かと思っていましたが、実際は浅間神社の拝殿でした。



拝殿から浅間神社



ここも文句なしの展望です。 (クリックで拡大)



山頂部には邪魔をする木がないので、360度の眺めです。



岩舟山・筑波山



三毳山

その姿が富士山に似ていたために信仰の対象になったということですから、読みは「あさま」ではなく「せんげん」です。






山頂から真っすぐに延びている参道を下って行きます。



途中の岩場には石碑や祠が祀られていました。



参道を麓まで下りると社があり、当然浅間神社だと思ったのですが違いました。



扁額には「小梥神社」とあるのですが、「梥」が読めません。

帰宅して調べると「松」のことだと分かりました。「こまつじんじゃ」です。


後は家並みの間を堀米駅に向うだけです。

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