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官ノ倉山

2015年02月05日 | 山歩 - 秩父




- 官ノ倉山から堂平山・笠山 -



気軽にのんびりと歩けるコースです。

後半は山歩きとはいえず、まさに里歩きでした。

ちょっと驚きだったのは、官ノ倉山頂からの展望が予想以上に良かったことです。




東武東上線の東武竹沢駅から歩き始めます。

しばらくは里歩きです。



三光社の前を通り過ぎ、さらに里道は続きます。




やがて、左手に天王池が現れます。


天王池の脇からようやく山道となります。



薄暗い杉の植林の中を登って行きます。


しかし、あっけなく尾根の上の四辻にでます。

右の道は臼入山方面、直進すれば安戸への下り、そして、残りの左への道が官ノ倉山です。



岩の露出した道を登れば、そこはもう官ノ倉山の山頂です。


意外にも山頂には誰もいませんでした。

そして、その展望にはちょっと驚きました。

ここは初めてではないのですが、これほど展望が良かったという記憶がありません。



山頂からの展望 - 榛名山・赤城山・足尾の山々・日光の山々 (クリックで拡大)

これら遠くの山々は冬以外ではなかなか見られないと思います。



堂平山・笠山



大霧山



大霧山の尾根の上に遠く見えていた芋ノ木ドッケ・白岩山/熊倉山

冷たい風を避けられる場所で、独りのんびりと休息です。

あまり期待しないで来ただけに、この状況にちょっぴり満足でした。




さて、直ぐ隣の石尊山に移動します。









その名前が示すように、石尊山の山頂には石尊権現が祀られています。



大山阿夫利神社から勧請された事を示すように、阿夫利神社のお札が納められていました。



こちらも展望がいいです。



眺めとしては官ノ倉山とあまり変わりませんが ・・・。



山頂から急な道を少し下ると、右手の小高い場所に不動明王が祀られています。



北向不動と呼ばれています。

周辺には石碑と不動明王像が幾つか見られます。















北向不動から少し進むと、人家が現れ、そこからは明るい里道となります。



この日持参した地図は二十数年前発行の五万図ですから、細かい里道を適切に判断する事はできません。

それでも、進むべき方角はおおよそ分かりますから、仮に遠回りをしても、駅に辿り着くことは可能です。

しかし、実際には各ポイントに必ず道標があって、迷う事無く小川町の駅に辿り着くことができます。




途中、道標に従って穴八幡古墳に寄り道しました。


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