近年、秩父鉄道の野上駅から宝登山の北側の尾根を辿って登るコースが人気のようです。
このコースが最近何故人気なのか不思議なのですが、その理由の一つに、このコースが「長瀞アルプス」と呼ばれるようになったことがあると思います。
しかしながら、誰が言い出したかは知りませんが、このコースにアルプス的要素など全くありません。
その名前に惹かれてやって来るとガッカリする場合があるかもしれません。
個人的には「長瀞アルプス」と呼ぶことに物凄く抵抗があります。
「野上コース」あるいは途中にある峠の名前から「小鳥峠コース」と呼んだ方が自然だと思います。
名前をカッコよくしても、山の実態は変わらないのですから ・・・。
宝登山には何回となく登っていますが、この「長瀞アルプス」のコースは今まで3回しか歩いたことがありません。
理由は明快で、歩きたいという気が起こらないからです。
先日、頂上に着いてからなんとなく久しぶりに下ってみようと思い歩いてみました。
これが4回目です。
名前に惹かれてやってきてガッカリしないように簡単にコースを紹介しておきたいと思います。
出発は宝登山の山頂からです。
今年の蝋梅は例年に比較して一ケ月くらい遅いです。
これから暖かくなって、残りの蝋梅と梅が揃って咲けばいいのにと思っていますが、どうなりますやら ・・・。
山頂から北西側に下る道は急で階段状になっています。話では二百段以上あるそうです。
この日、ここで大勢の人とすれ違いましたが、皆さんきつそうでした。
階段が終わると道は右に曲がります。それを少し下ると舗装された林道に出ます。
赤矢印で示したように右に曲がるのが「長瀞アルプス」コースです。
青矢印で示したように左に曲がるのは「関東ふれあいの道」のコースです。このコースは宝登山と近くの里山を繋げて歩く時に使用しますが、面白みはありません。また、下り立った山形からの交通の便も悪いです。
しばらく、林道を辿ると、左手に「長瀞アルプス」コースの分岐があります。
赤矢印で示したように、左側に回り込むように行くのがコースです。
(この日はたまたまトラックが停まっていましたが、いつも停まっているわけではありません)
この分岐に気付かず青矢印のように真っ直ぐ林道を進むとやがて国道に突き当たって、それを右に行けば長瀞駅に出られます。
このコースは「ある目的」で時々歩きます。
「長瀞アルプス」の基本的な雰囲気は、雑木の中の尾根道です。
小鳥峠 - 私はこの峠の名前をとって「小鳥峠コース」と呼ぶのがいいと思っています。
尚、指導標にあるようにコース途中で氷池に下りる道が何本か分岐します。
途中、振り返って見た宝登山
野上から登ってくると、概ね正面に宝登山を見ながら歩くことになります。
もちろん葉が落ちた冬の間しか見られないと思います。そもそもこのコースは冬以外は歩くのに適しません。
小さな登り・下りを幾つか繰り返して行くと、右手に戻るように天狗山・御嶽山への道が分岐します。
直進する赤矢印が「長瀞アルプス」コースです。
この日は青矢印のように天狗山・御嶽山に寄り道しました。
天狗山を越えてやって来た御嶽山の山頂です。
ここから「神まわり」コースを使って直接下ることもできますが、この日は先の分岐まで戻りました。
分岐から少し進むと右に「神まわり」コースが分岐します。
登りの時は全く問題ありませんが、下りの時はこの「神まわり」コースに引き込まれやすいです。
赤矢印が「長瀞アルプス」コース、青矢印が「神まわり」コース
(「神まわり」は回遊コースで一部が「長瀞アルプス」コースに重なっています。先に「長瀞アルプス」コースを今までに3回歩いた事があると書きましたが、下る道が各々異なっていました。一に本来の「長瀞アルプス」コースを下り、二に御嶽山から「神まわり」コースを下り、三にこの分岐から「神まわり」コースを下った3回です)
分岐からしばらく尾根を辿った後、右側に尾根を外れ下って行きます。
下りきって少し進むと、人家の裏手に出ます。
家々の間のの道を少し行くと、左に萬福寺が現れ、その先で赤矢印のように右に曲がります。
野上駅からやってきた場合はここが登り口になります。
少し進んでゆるく左にカーブする道を進み、国道を横切れば野上駅です。
最後にもう一度書きますが、私は「長瀞アルプス」という呼び名は極めて「不適切」だと思います。
このコースが最近何故人気なのか不思議なのですが、その理由の一つに、このコースが「長瀞アルプス」と呼ばれるようになったことがあると思います。
しかしながら、誰が言い出したかは知りませんが、このコースにアルプス的要素など全くありません。
その名前に惹かれてやって来るとガッカリする場合があるかもしれません。
個人的には「長瀞アルプス」と呼ぶことに物凄く抵抗があります。
「野上コース」あるいは途中にある峠の名前から「小鳥峠コース」と呼んだ方が自然だと思います。
名前をカッコよくしても、山の実態は変わらないのですから ・・・。
宝登山には何回となく登っていますが、この「長瀞アルプス」のコースは今まで3回しか歩いたことがありません。
理由は明快で、歩きたいという気が起こらないからです。
先日、頂上に着いてからなんとなく久しぶりに下ってみようと思い歩いてみました。
これが4回目です。
名前に惹かれてやってきてガッカリしないように簡単にコースを紹介しておきたいと思います。
出発は宝登山の山頂からです。
今年の蝋梅は例年に比較して一ケ月くらい遅いです。
これから暖かくなって、残りの蝋梅と梅が揃って咲けばいいのにと思っていますが、どうなりますやら ・・・。
山頂から北西側に下る道は急で階段状になっています。話では二百段以上あるそうです。
この日、ここで大勢の人とすれ違いましたが、皆さんきつそうでした。
階段が終わると道は右に曲がります。それを少し下ると舗装された林道に出ます。
赤矢印で示したように右に曲がるのが「長瀞アルプス」コースです。
青矢印で示したように左に曲がるのは「関東ふれあいの道」のコースです。このコースは宝登山と近くの里山を繋げて歩く時に使用しますが、面白みはありません。また、下り立った山形からの交通の便も悪いです。
しばらく、林道を辿ると、左手に「長瀞アルプス」コースの分岐があります。
赤矢印で示したように、左側に回り込むように行くのがコースです。
(この日はたまたまトラックが停まっていましたが、いつも停まっているわけではありません)
この分岐に気付かず青矢印のように真っ直ぐ林道を進むとやがて国道に突き当たって、それを右に行けば長瀞駅に出られます。
このコースは「ある目的」で時々歩きます。
「長瀞アルプス」の基本的な雰囲気は、雑木の中の尾根道です。
小鳥峠 - 私はこの峠の名前をとって「小鳥峠コース」と呼ぶのがいいと思っています。
尚、指導標にあるようにコース途中で氷池に下りる道が何本か分岐します。
途中、振り返って見た宝登山
野上から登ってくると、概ね正面に宝登山を見ながら歩くことになります。
もちろん葉が落ちた冬の間しか見られないと思います。そもそもこのコースは冬以外は歩くのに適しません。
小さな登り・下りを幾つか繰り返して行くと、右手に戻るように天狗山・御嶽山への道が分岐します。
直進する赤矢印が「長瀞アルプス」コースです。
この日は青矢印のように天狗山・御嶽山に寄り道しました。
天狗山を越えてやって来た御嶽山の山頂です。
ここから「神まわり」コースを使って直接下ることもできますが、この日は先の分岐まで戻りました。
分岐から少し進むと右に「神まわり」コースが分岐します。
登りの時は全く問題ありませんが、下りの時はこの「神まわり」コースに引き込まれやすいです。
赤矢印が「長瀞アルプス」コース、青矢印が「神まわり」コース
(「神まわり」は回遊コースで一部が「長瀞アルプス」コースに重なっています。先に「長瀞アルプス」コースを今までに3回歩いた事があると書きましたが、下る道が各々異なっていました。一に本来の「長瀞アルプス」コースを下り、二に御嶽山から「神まわり」コースを下り、三にこの分岐から「神まわり」コースを下った3回です)
分岐からしばらく尾根を辿った後、右側に尾根を外れ下って行きます。
下りきって少し進むと、人家の裏手に出ます。
家々の間のの道を少し行くと、左に萬福寺が現れ、その先で赤矢印のように右に曲がります。
野上駅からやってきた場合はここが登り口になります。
少し進んでゆるく左にカーブする道を進み、国道を横切れば野上駅です。
最後にもう一度書きますが、私は「長瀞アルプス」という呼び名は極めて「不適切」だと思います。