- 紅葉が点在する草原の奥に蓼科山 -
車山を最初に歩いたのは高校生の時でした。その頃は山に興味を持っていませんでしたので、個人で出かけたものではありません。
高校の霧ケ峰・蓼科での野外活動の一環として、車山と蓼科山を歩いた(歩かされた)のでした。
前夜泊った強清水の宿を出発して、まず車山を越えて白樺湖に下りました。そして、そこから今の七合目辺りまでバスで移動し、そこから蓼科山を越えて親湯に下りました。一日で車山と蓼科山を歩いたわけですが、全員普通に歩き通しました。
当時の親湯は混浴で、皆期待していたのですが、「教育的配慮」により、我々に与えられた入浴時間帯は「女性お断り」の処置がとられました。
それ以来の霧ケ峰というわけではなく、最近は時々花の時季に訪れていました。
歩程 【 白樺湖~諏訪隠し~車山~車山肩~蝶々深山~1792m峰~沢渡~車山肩~霧ケ峰IC 】
白樺湖から歩き始めます。
山道に入り、草原の中を登って行きます。
今の時季、花はあまり目立ちません。
それでも、ヤマラッキョウがあちこちに咲いていました。
他には咲き残りのマツムシソウも目につきました。
今の盛りはススキです。
白樺湖が眼下に見えるようになり、その奥には蓼科山が ・・・。
山頂が近づくと美ヶ原が見えてきました。
それに、草原に点在する紅葉が綺麗です。
到着した車山山頂からの展望は素晴らしいです。
この日は雲もあって、多少不満がありましたが ・・・。
山頂から蓼科山・八ヶ岳 (クリックで拡大)
山頂から北西の方角の眺め - 鉢伏山・三峰山・美ヶ原 / 鷲ケ峰 などが望めます。 (クリックで拡大)
山頂から赤石山脈方面の眺め
山頂からは車山肩経由で蝶々深山に向かいます。
蝶々深山への登りから車山と車山湿原
同じく蝶々深山への登りから紅葉が点在する草原の奥に蓼科山
蝶々深山を越え、物見石に向かう道の途中で、1792m峰に向かう道に入ります。
笹が覆いかぶさっていてあまり歩かれていないようです。
1792m峰付近からの眺め - 山彦谷南の耳から蝶々深山にかけて広がる原の奥に蓼科山 (クリックで拡大)
1792m峰 - 標識も三角点もなく、石が積まれているだけです。
左奥が蓼科山で、右奥が車山です。
1792m峰から八島湿原
蝶々深山からは、踏み跡を辿って沢渡に向かいます。
少し下った辺りからの蝶々深山と車山
沢渡への道も笹が覆いかぶさっています。
笹の下には時々岩が隠れていますので、「手探り」ならぬ「足探り」で下りていきます。
途中で左からの小道と合流し、沢渡の少し西側で林道に出ました。逆コースだと入り口を見つけるのは困難だと思います。
御射山神社に寄り道した後、遠回りになりますが、車山肩経由で霧ケ峰ICに向かいます。
車山肩付近からの眺め - 蝶々深山・車山湿原・車山、奥に蓼科山 (クリックで拡大)