- 雪の蓑山山頂部 -
冬型の気圧配置では、秩父の里山に雪は降りません。雪が降るのは、関東の南を低気圧が通過する場合です。
通常は春先にこのようなケースが多くなるのですが、ここのところ続けて南岸低気圧が通過して、関東に雪を降らせています。
南岸低気圧が通過して、晴れた次の日に秩父の里山に出かけると、気軽に雪山のハイキングが楽しめます。この日もそんな日でした。
コース 【 黒谷駅~下山~蓑山~仙元山コース~親鼻駅 】
秩父鉄道の黒谷駅で下車したのは私一人だけでした。ここから歩き始めます。
下山地区まで上がってくると、武甲山と両神山、そして奥秩父の山並みが姿を現します。
尚、道標には「美の山」と表記されていますが、山名は「蓑山」です。山頂に整備された公園の名が「美の山公園」ですが、最近は山名として「美の山」という表記がよくされています。
子供の頃からずーっと「蓑山」という認識しかない私は、この「美の山」という表記にはどうしても馴染めません。
山道の途中で両神山や城峯山を眺めることができる場所があります。これはそこからの両神山方面の眺めです。
山頂部には多くの桜の木があります。でも、今はこんな姿です。
蓑山の山頂部は南北に細長く広がっています。
南側にある展望台からは、武甲山と両神山の間に奥秩父の山々を望めます。
山頂から武甲山と秩父市街の眺め
山頂から両神山方面の眺め
山頂部から粥新田峠・大霧山方面の眺め
肉眼では赤城山から日光の山々も見えていたのですが、写真にはハッキリ写りませんでした。
山頂部から城峯山方面 - 蓑山から見た城峯山はバランスのとれた双耳峰に見えます。
誰もいない雪道を親鼻駅に向かって下って行きます。