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鼻曲山 - 甲信越

2006年10月27日 | 山歩 - 甲信越
久しぶりに鼻曲山を歩きました。最初に歩いたのは1976年の春で、友人3人と出かけました。その時は、峠(熊野神社)から一ノ字山・留夫山を越えて山頂に立ちました。山頂からは霧積温泉に下りて金湯館に宿泊したのですが、当時は予約なしでも問題なく泊まれました。金湯館は山の中の一軒家で、素朴で静かな宿でした。翌日は剣ノ峰、角落山を歩きました。今はこの二つの山の情報もインターネットなどで簡単に得られますが、当時は「道がある」という程度の情報しか得られませんでした。しかし、十六曲峠からちゃんとした道があり、問題なく歩けました。新緑の頃の土曜・日曜でしたが、2日間とも山中では他の登山者に会いませんでした。

そのようなわけで今回は、前回歩いていない二度上峠からの往復コースとしました。平日とはいえ予想に反して、今回も山中では誰にも会いませんでした。歩いたのは昨年の今頃です。

行程 【 二度上峠~氷妻山~鼻曲山~氷妻山~二度上峠~駒髪山~二度上峠 】



途中から眺めた鼻曲山。左=大天狗、右=小天狗です。

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浅間隠山の登山口には何台かの車が停まっていましたが、二度上峠には車はありませんでした。ここから出発です。



静かな道を進みます。

二度上峠からの道は氷妻山を越えるだけで、どちらかといえば楽なコースです。

氷妻山は展望もなく、これといった特徴のない山でした。



道の途中から、かつて歩いた角落山、剣ノ峰。

鼻曲山も個性的な山容をしていますが、この二つの山(特に角落山)も個性的な山容という点では負けていません。

鼻曲山頂には大天狗・小天狗の二つの峰があり、山頂の標識は大天狗に立っています。 大天狗から浅間山は見えませんが、群馬県側の山々を望むことができます。



小天狗からの浅間山。頭は雲の中です。

誰もいない小天狗でのんびり昼食を済ませ、来た道を戻ります。

二度上峠に戻ってから、すぐ反対側にある駒髪山を往復しました。



駒髪山頂は大岩と祠があるだけで、展望はありませんでした。
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