英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

英語は世界を支配するのか?

2012-03-11 | 英語学習
アジアでは英語教育がさらに熱心に広まっています。

 今や英語を話す人が多い国は、アメリカの次がインドだといわれています。まあ、人口も多いからでしょうが、インドはフィリピン同様、英語が「公用語」となっています。

 先週のAsahi Shinbun'Globe'では'Is English taking over the world?' 「英語化の行方」という特集が組まれていてとても興味深く読みました。

 まず一番のショックが日本人のTOEFL平均点が低いこと。トップのシンガポール(98点)、ブータン(82点)、韓国(81点)中国(77点)と続く中、日本は70点とかなり低い。2010年実績によると、日本はアジア30の国・地域のうち27位で、8位のブータン、13位の北朝鮮より下ということになるそうです 

 もちろんTOEFLの受験者はそれぞれの国でも上流階級の人たちだと思いますので、母体のデータにもよるところでしょうが、それにしても日本人の英語力がアップしたという記事はとんと見ません。

 そして見逃せないのが、シンガポールでは中国語が「第三言語」として学習されていること、韓国にいたっては国家戦略として「英語漬け教育」がなされてきていることです。

 さあ、日本はどうするべきでしょうか?

 英語指導者としては、もちろん子どもたちに英語をマスターして欲しい  

 日本のような島国では、英語が絶対的に習得されなくてはいけないという状況ではありません。国内産業も盛んですから、英語がわかんなくたって生きていける。

 でも・・・・と思うのです。

 すでに今の世の中、すべての人が「グローバルな世界」に生きていて、そういう意識をもって生きることが大事だと思うのです。

 英語をもうちょっと学習するだけで、そういう意識は高まります。

 英語に限らず、ほかの言語でもいい・・・韓国語だって中国語だって、はたまたフランス語だっていいかもしれません。

 他言語を学ぶということは他の国、他の文化を学ぶこと、知ることです。
 

 今日ニュースでは世界中の人たちが「311」によせる想いを伝えてくれました。

 英語教育を通して、日本の子どもたちに世界に目を向けることをこれからも伝えていきたいと思いました。 

 

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