黒田如水
黒田までは出た。次の名前が出てこない。だが如水は出てきた。何故官兵衛が出てこなかったのか。
彼の辞世の句が良い。
「思いおく 言の葉なくて ついに行く 道に迷わじ なるにまかせて」
天下人に列する能力の持ち主だから、当然の句だろうが、
人生の晩年にこのような句が詠める人はすばらしい。歴史上何人いただろうか。
道に迷わじ、なるに任せて。というのが特にいい。クリスチャンの彼は神を信仰したから
こう言う心境になったのであろうか。それとも日々の営みの中で思いが積み重なって
結果としてこう言う心境になり、それを言葉に出したのだろうか。感服のほかはない。
単身北条の小田原城に乗り込み、見事に北条を説得したのはただ者ではない。
秀吉も恐れたという。徳川家康もそうだ。40代の若さで九州に引き上げたのも
見事な事であるに違いないが、彼の生活信条は一瞬一瞬を大切に生き抜く事だったんだろう。
ただただ感服だけである。真似しようにも出来る真似ではない。あこがれるだけだ。
黒田までは出た。次の名前が出てこない。だが如水は出てきた。何故官兵衛が出てこなかったのか。
彼の辞世の句が良い。
「思いおく 言の葉なくて ついに行く 道に迷わじ なるにまかせて」
天下人に列する能力の持ち主だから、当然の句だろうが、
人生の晩年にこのような句が詠める人はすばらしい。歴史上何人いただろうか。
道に迷わじ、なるに任せて。というのが特にいい。クリスチャンの彼は神を信仰したから
こう言う心境になったのであろうか。それとも日々の営みの中で思いが積み重なって
結果としてこう言う心境になり、それを言葉に出したのだろうか。感服のほかはない。
単身北条の小田原城に乗り込み、見事に北条を説得したのはただ者ではない。
秀吉も恐れたという。徳川家康もそうだ。40代の若さで九州に引き上げたのも
見事な事であるに違いないが、彼の生活信条は一瞬一瞬を大切に生き抜く事だったんだろう。
ただただ感服だけである。真似しようにも出来る真似ではない。あこがれるだけだ。