日々雑感

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六甲おろし8-28

2019年03月12日 | Weblog
六甲おろしというウタはたいていの人が知っている。しかしその作曲者の名前を知っている人は殆ど居ない。

作曲者は古関祐而さんである。音楽学校で学んだのではなくて、彼の学歴は福島商業である。

正規の音楽勉強はどうして勉強されたのか知らないが、先生の曲はメロデイがとても美しく

優しくて暖かい。これはひとえに先生のお人柄によるものだろう。

福島市にある古関祐而記念館へ行ったことがあるが、作曲現場が再現されていた。

作曲家だから楽器を部屋において、、と思ったが座り机の上には鉛筆と楽譜とわずかな歌の本

ですっきりしていた。楽器を使わないでまずは心に浮かびくるメロデイを楽譜に写して

粗書きして、それを楽器で弾いてみて検証し、正式な楽譜を書かれたのだと想う。

年配の人だったら必ず口ずさめる歌があるはずだ。日本には多くの作曲家が居たが

晋平節があるように、祐而節がある。人は敬意をはらって祐而節とは言わないが

叙情性に富んだ美しい曲は作曲家の中でも群を抜いている。

イヨマンテの夜  あこがれの郵便馬車  長崎の鐘 栄冠は君に輝く(高校野球)etc