日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

身売り

2013年12月28日 | Weblog
「身売り

「身売り・なにそれ?」 「女性が金を取ってサービスすることだよ。」「遅れてるな。今はそんなこといわないよ 身売りなんていやなイメージじゃない?」「じゃ今なんて言うんだい」「援交」「何?猿公 猿じゃないか」「援助交際。判った!」 「?」。

現代は身売りという言葉は使わない。こんな言葉を使うのは、おそらく戦前派だけだろう。今は援助交際と言うらしい。

戦前だったら、身売りしていた筈の娘たちも今日では、高校や大学へいけるような世になった。だれが何と言おうと、物質的に豊かになることは最も喜ばしいことである。
このような結構な世になっても、身売りする娘がいるのは人間のもつ業ではないだろうか。女が身を売ると言う商売は最も古くからある商売らしいと言うことはこれからも最も長く続く商売であろう。

男は買う方で身売りはしないから、女の身売りの心理は理解できないかも知れない。そこで、女の身売りの世界を苦界と断定してしまうが、売る側は案外ケロっとしているのかも知れない。
女は男よりも生命力が旺盛だから、男が思うほど、悲惨でもないのだろう。
世の中ウマクできているもんだ。