日々雑感

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金融資本主義について思う 2

2013年12月14日 | Weblog
金融資本主義について思う 2

自由競争をしたら1番から100番まで生まれます。問題は敗者の生活をどうするのかです。共存共栄が国際的にも叫ばれ定着しつつある現在において無制限な、無節操な自由競争が許されるはずはない。

アメリカには懲りない面々がまだまだ存在するのだと情けなく
思いました。今後アメリカ一国主義は立ちゆかなくなるでしょ
う。ドルにかわる新しい価値観が形成されるというのが今後の国際
的な流れになることでしょう。当然のことだと思う。

規制のない金融商品は危険極まりありません。これからの経済もこれを野放しにしてまま運営されていくのか、 はたまたマネーに頼らない実体経済を国連を中心に世界のすべての国が参加して進めていけるのか
まさに、重要な時期にさしかかっていると思います。

かってホリエモンや村上フアンドが騒がれたが、日本の場合
実体経済、ものつくり経済こそ価値を創造するものと自覚する必
要がありました。資本主義の根本まで立ち至って人類の安寧を
保証するという次元まで立ち返って資本主義の前提条件を勘案してもの申すならともかくも、時価総額の極大化が即利益という生半可な知識の持ち主もまたものいう株主ともてはやす浅薄なマスコミに大きく取り上げ られて大勢の人が迷惑をしたことを、今から振り返ってみると
漫画みたいですよ。
堀江の奇妙な哲学の茶番劇を激しく攻撃したが、
これは正解だったと今でも思っています。