日々雑感

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民主党敗北の原因

2010年07月17日 | Weblog
民主党敗北の原因

寸前になって菅首相が消費税について思いつきで発言した。確固たる計算に基づいて発言したのではないから、言葉がぶれるのは当たり前である。IMFは日本の財政赤字について消費税を15%上げるべきだと勧告した。
誰が見ても今の日本の財政状況は異常だという言葉で表せないほど異常である。日本国民の世論も税率アップの方向に傾いている。勿論反対の人も多いが。
誰しも思う事であるが。民主党はマニフエスト公約をどれほど実行できたのか。大げさに言えば全く信用できないはったり公約ばかりじゃないか。民主党支持者でさえも、これには我慢が出来なくてみんなの党に投票したのだろう。公約違反は予想以上のものであった。与党になってな中身を見ると、ほとんどがばらまきの類であった。

金がないというのに、高速料金をただにするとか、子供手当を出すとか、農家の個別保証をするとか金のかかることばかりを言うが、その財源たるや、何もない。せいぜい無駄をなくすと言うくらい。
こうして民主党の公約と実績をながめるとき、この政党ではとても国を任すかすわけにはいかないというおもいが強い。
自民党が増えたのは、敵失だ。昔と何ら変わらない自民党が将来に亘って存続するとは思えない。時間と共に自壊作用が続くだろうから政界再編に動くだろう。民主党を応援してきただけにこの期待はずれを演じてくれた責任は重い。いっそ早急に政界再編に進んだ方が良い政治が行える感じがする。