日々雑感

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「高齢者になっても働きたい」が6割近く

2010年07月07日 | Weblog

「高齢者になっても働きたい」が6割近く

―労政研機構調査

 高年齢者の6割近くが、65歳以上の高齢者になっても働きたいと考えていることが7月5日、独立行政法人労働政策研究・研修機構の「高年齢者の雇用・就業の実態に関する調査」で明らかになった=グラフ1=。男性に限ると、約7割が65歳以上まで働きたいと答えた。また、経済的な理由から就労している高年齢者が最も多かった

 調査は昨年8月20日-9月15日、全国の55-69歳の男女5000人を対象に実施。3602人(72.0%)から回答を得た。

 それによると、「収入になる仕事を辞めたいと考えている年齢はあるか」との質問に対し、「65-69歳まで働きたい」が16.3%、「70歳以上まで働きたい」が10.9%、「年齢に関係なくいつまでも働きたい」が30.3%となり、65歳以上の高齢者になっても働きたいと考える高年齢者の割合は合わせて57.5%に上った。男女別に見ると、男性は69.1%と約7割に上った一方で、女性は46.4%だった。

 また、就業者に対して仕事をした理由を複数回答で尋ねたところ、
「経済上の理由」が72.8%で他を大きく引き離しており、以下は

「いきがい、社会参加のため」22.3%、

「時間に余裕があるから」11.8%、

「健康上の理由」11.4%などの順。

経済上の理由の内訳は、「自分と家族の生活を維持するため」が88.4%と圧倒的に多く、

「生活水準を上げるため」は7.4%と1割に満たないと言う調査結果が出た。

高齢者の一員としてもの申せば

1家族の生活を支えるというのが大きな理由である。65才以上になれば子供の教育費や家族扶養の費用はなくなると思っていたが、別な費用の発生がある。孫との付き合い。縁組みによる親類の付き合いなど予想外のお金が出ていく。年金とわずかばかりの蓄えでは赤字になるときもあり、やはり収入がほしい。
2,特別な趣味やしなくてはならない仕事でも持っていれば別だが、一日の時間が長い。とても退屈だ
3,社会から離れることに疎外感が大きく
4,仕事がないからどうしても引きこもりがちになり健康にも良くない

そこで提案したいのだが、定年は65才。ただし働く意欲のある人は週2,3日出勤。給料は時給1000円程度でよい。たったこれだけのことでも疎外感の悩みは少なくなり退屈する時間は少なくなり、多少なりとも社会参加の喜びが味わえるのではないか。
当節ボランテイアばやりだが、奉仕できる余裕のある人は良いが、そうでない人は生活費の不足を補うと言うことで参加は難しいのではないか。
これらを解決するためには社会の仕組みを大きく変えることが大切だ。今後の政治経済の課題だろう。