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憲法とは

2017年05月09日 20時59分20秒 | その他
 「憲法は国家権力を縛るもの」と言うフレーズを報道番組で聞いて驚きました。学校で習った内容とはまるで違いますが、学者が憲法を論じる際にはそれほど珍しくない表現との事で、実は学者の方ががおかしいのかも知れません。

 中世の暗黒時代は別として、英国などの場合には、国王と市民の確執の中で次第に憲法の枠組みが出来上がったと聞きますから、王権を制限する性格が有った事は頷けます。

 憲法学者どうしの内輪の議論であればともかく、一般市民の認識は「国家の運営は憲法に基づいて行なわれる」であって、「憲法は国家権力を縛るもの」と言えば、始めに国家権力と言う悪者が存在し、しかる後、憲法が制定されたかのように聞こえます。「始めに・・・あり」ってどこかで聞いたような言い回し。

 普通選挙が行われ、民主主義が最大限に実現されている日本で、憲法以前に悪者としての国家権力が存在すると考えるのは被害妄想、明らかに病んでいます。


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