A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

夏休み始まる

2007-08-26 10:16:17 | つれづれ
 8/18。夏休みが始まった。初日は諸事を片付けて準備をする日。朝7:00の歯医者を筆頭に、朝食をとり、床屋に出かけ、純正バックミラーを取り付けて、新しい自動車の話でディーラーを訪れ、洗濯をし、DAP(デジタル・オーディオ・プレイヤー)用の新しいイヤフォンを買い、デジカメとDAPと携帯電話の充電をした。慌ただしい日だったが全てが充実していた。夏休みを有意義に過ごすための準備だったからだ。明日は東北道を北に向かい実家へと帰省する、概算550kmに及ぶ長距離ツーリングである。煩わしいことは全て今日中に片付けておきたかった。トラブルなく無事準備も終わり、23:00頃床についた。

 翌日、朝は6:00頃起き、いつも通り朝食をとり、まとめていた荷物をシートバックに詰め、出発の準備を整えた。朝8:40出発。
 日曜日の朝、車はそれほど混んではいない。首都高を抜け川口ICから東北道に乗る。二輪ETCはとても快適だ。料金所で停まることなくスムーズに窓口を通過できる。帰省先のICでETCの設備があるかはわからなかったが、途中のSAでETCカードを抜いて窓口で渡せば通過できることは知っている。事前に準備できれば何の支障もない。快適に走行を続ける。
 10:05。大谷PAで休憩。同じ姿勢でこわばった脚を伸ばし、水分補給のためレモンウォーターを買う。PAを出てすぐに給油サインが表示される。次のSA・上河内SAで給油。17.24L、2,500。1Lあたり145だ。高い。
 「ガソリン代高くて閉口するよな」よく周りの人がいう言葉だ。しかし僕にとってオートバイは趣味の領域だ。燃費のいい交通手段が欲しくてオートバイに乗っている訳ではない。高くなったから止めるかと問われても、絶対止めはしない。だからあまり気にしないことにしている。
 上河内SAを出発し、次は安達太良SAで休憩をする。このSAで降りるICがETCに対応しているかどうかを訪ねる。どうやらOKのようだ。よかった。シートを開けてETCユニットからカードを抜き取る手間はいらないようだ。休憩所で玄米茶を2杯飲んでから出発。そろそろ昼食を取ろうかな……と考えているうちに福島と仙台を通過してしまった。

 長距離ツーリング中のライダーには心理的な「慣性の法則」がより強く働く。走り始めるとなかなか停まることができなくなるのだな。仙台を過ぎ、次の長者原SAで牛タン定食でも食べようかと思ったが、雲抜きが怪しくなってきてパラパラと降り始めてきている。人間はまあ濡れても何とかなるが、ポケットに入れたDAPと携帯電話が心配だ。こいつを濡らして壊すことだけは避けたい。手前の鶴巣PAに寄ってDAPと携帯電話をシートバックにしまい、レインガードをかぶせる。ちょっとトイレに寄ってお茶でも飲もうかなと考えていたら急におなかもすいてきた。無理もないもう13:00を回っている。そういえばここのPAは蕎麦とかうまかったな……と思いつつ券売機の前に並ぶ。ラーメン・半炒飯セットを買って昼食とした。カウンター席の端っこに座り、表を見ながら昼食をとっていると、急に土砂降りの雨が降り出し、昼食を終える頃にあがった。ラッキー!!。
 念のためデジタル機器はそのままにして走り出す。雨雲に追いつくスピードで走っていたようだがそう雨は強くなく、たいして濡れないまま岩手県に突入。途中の紫波SAで給油しつつ、自宅に電話を入れておく。何とか濡れずに帰り着きそうだが雲が多く、岩手山が見えないのが残念。「ふるさとの山はありがたきかな」という心境は、盛岡南ICから真正面にみえる岩手山を見たときに実感するというのに。

 ……といいつつも、盛岡ICを過ぎ、次の滝沢ICで降りる。友人の会社に顔を出し(社長ひとりしかいなかった)、17:00頃、実家へ戻る。8/19(日)・本日の走行距離。約560km。高速代を除いた諸経費、5,828円(うち4,988円がガソリン)。
 友人との酒盛りを夜に控え、ゆっくりと実家でくつろいでいるのであった。

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