A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

季節に惑う

2011-11-20 17:28:39 | つれづれ
今が晩秋であるのか、初冬であるのか、そんなことで悩んでいる。そんなことで悩んでみたところで生活全般になんの影響もないことがわかっていながらだ。

9月、10月、11月が秋で、12月、1月、2月が冬。自分でそう決めてしまえばいいと考えつつ、「冬紅葉ってのは立冬を過ぎた紅葉で確か冬の季語だったかな 」などぼんやりと思い出しているから始末に悪い。要は何一つ自分で決めようとしていないんだな。

決めることで、思考をその形に押し込んでしまうことで、そのほかの可能性を損なってしまうことが怖い。
僕があのときこう決めてしまったことは、もっと別な何者かにもなれたんじゃないだろうか? もっと別な解釈があったんじゃないか? もっと別な未来につながっていたんじゃないか?
自分が自分の可能性を握りつぶしてしまうんじゃないかと考えることが怖いんだ。

今外で夕立のような大雨が降っている。晩秋であろうが、初冬であろうが、自然は人の心を斟酌しない。それが「無情」であると知っていたはずなのに。
いいや、もう。
決めたことだって変えられる。状況を見極めながら自分が変わっていけばいいや。
そう考えてたら雨が止んできた。無情なるものに、それでも意味を見いだそうとする僕の弱さよ。
でも弱さを弱さとして認められる程度には回復したかな。

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