A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

窓から外を眺めて遊ぶ

2008-11-19 21:39:32 | つれづれ
 今日、某社のセミナーに参加し有楽町駅近くのビルの18階にいた。その部屋は見晴らしも良く、お台場と葛西臨海公園の観覧車やフジテレビ社屋の球体の構造物まで確認できた。
 空は晴れて天気も良く、青い空に白い雲が浮かんでいた。

 ビルの中から表を見下ろすとき、僕はたまにこんな遊びをする。
 窓の中から見える情報だけで、今の季節、天候を判断するという遊びだ。

 もちろん見慣れた自宅の窓から眺める場合、それは難しいことではない。
 表の木々の葉の色や、路面にある水たまりに映る雨の水滴の波紋などから季節や天気は容易に判断できる。

 しかし、これが初めての、しかも地上18階の窓だったらどうだろう。街路樹は遠い。路面が遠く水たまりが確認できない。窓に直接水滴が当たる場合は「雨だ」と判断するのはたやすいが、あえてその情報を考慮せずに判断するとしたら……。

 僕ならば、地上を歩く人の様子~小走りで頭に手や荷物をかざしながら走ってたら「にわか雨かな?」とか、傘をさしている人がいないかとか、車のワイパーは動いているか、とか。

 季節にしても、歩いている人の服装は?、カフェのテラス席が盛況か?、間近な低いビルの屋上にある空調ファンは忙しく回っているか?、日差しそのものの強さとそれによってできる影の濃さは?、等々を考えて判断しようとするかな。

この遊び、結構、面白いし観察力を養う訓練になるから、暇なときにぜひお試しいただきたい。

 ちなみにこれが変な方向に高じると、『街の外は有害な放射線に満ちている。僕は今、シェルターの窓状のスクリーンから表を眺めている。果たして動いている生物は見えるか。僕は本当に表にでて生きてゆけるのか』などというSFチックな妄想=仮想環境ごっこが始まってしまうので、ご注意。

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