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毎日の食事とあれこれ+ネコ

鞆の浦『汀邸 遠音近音』の食事

2025年03月28日 | 中国・四国地方
汀邸 遠音近音 (をちこち)
ダイニング颯
(広島県福山市鞆町)


昼間、尾道で
渡し船に乗船した日の
夕食です。



担当の女性に
案内していただいた席は
瀬戸内の仙酔島が
良く見える席でした。

ちなみに、このお宿では
担当の女性が給仕もしてくださり
最後まで
面倒をみていただきました。



生ビールで
スタート



「立春」
牡蠣オイル漬け 蚕豆 蕗
新玉葱ソース 白トリュフオイル
蛸旨煮と明日葉 黄身酢
細魚小袖寿司昆布巻き
焼き茄子 スナップエンドウ
梅肉味噌


少し大きく

ひとつひとつの素材が
とても美味。

ちなみに
「春うらら 菜花ゆらす 瀬戸の風」
これは、
料理長が詠まれた俳句です。





柔らか胡麻豆富と碓井豆腐
桜海老餡 土筆

掬ってみれば



柔らかく滑らかな
二種類の豆腐が
口当たり良く、
上にのせてある土筆(つくし)も
美味しく炊いてありました。


  

「春暖」
百合根饅頭アーモンド揚げ
新順菜 うるい庵かけ

前日、近くの宿「鷗風亭」で
「百合根饅頭霰揚げ」を
いただきました。
さすが、姉妹館なので
よく似たお料理ですが
百合根が主張して
どちらのお宿のも美味しい。

 一般的には
「蓴菜」「餡かけ」が
使われますが
料理長のこだわりを考慮して
お宿の献立表に記載された通り
「順菜」「庵かけ」としました。



「若景」
雪洞大根
 (灯りの周りを覆ったもの)
赤西貝盛り 鰆焼霜桜景包み
鯛重ね 河豚煮凍り
地穴子薄造り 太刀魚
紅白渦巻 さくら大根
(透明醤油、ハーブオイル、薔薇塩 )

盛り付けも味も
文句なく素晴らしいですが
特に杓文字にのせられた
「地穴子薄造り」は
珍しいだけじゃなく絶品。



「旬の一品料理」
おこぜの唐揚げ
筍 人参 菜の花
レモン 藻塩 ポン酢



「春陽」
桜鯛と鞆の浦沖生芽の
しゃぶ鍋



鰯つみれ 神石蒟蒻 水菜
白髪葱 廿日市産「あわび茸」
胡麻ポン酢





桜鯛と鞆の浦沖生若芽



まず、
鯛と生若芽をしゃぶしゃぶ

生若芽を捕る小舟は
昨日のホテル部屋からも
見かけました。

つゆに入れると
サッと
ちょっと濃い黄緑色に変わる
捕れたての生若芽が
食感も良くて
驚く美味しさでした。



鯛と生若芽をしゃぶしゃぶして
出汁が出たつゆで
鰯つみれや神石蒟蒻、野菜などを
ひと煮立ちしますが
知らなかったとはいえ
少し驚いたのは
広島県でも「あわび茸」が
生産されていたこと。

ということは、
長野県中野市産が多いながら
いまや全国的に
作られているんでしょうね。



「菜の花」
和風ローストビーフ
アスパラ こごみ 春キャベツ
揚げトマト 牛蒡 木の芽味噌
桜花杏子ムースのせ


少し大きく

ムースと一緒にいただく
ローストビーフが美味しい。
ローストビーフはやや厚切りで
食べ応えがありました。

そして、揚げトマトが
メチャクチャ甘い。



「朧月」
鯛釜飯

一昨日宿泊した松江の
「皆美館」でも
昨日宿泊した同じ鞆の浦の
「鷗風亭」でも
コースのお食事は鯛飯でした。

それぞれのお宿で
見た目も味も少しずつ違いますが
さすが鯛は旬だけあり、
どのお宿のも美味しかったです。



香の物
土瓶仕立て(お茶漬け用だし)
茗荷 糸海苔
ぶぶあられ 山葵


  

一膳目は鯛めしをそのまま
二膳目は薬味などをのせ
だしをかけてお茶漬けで。

もう既に
お腹いっぱいなんだけど
やっぱりね、
食べずにはいられません。



「春意」
豆腐プリン 苺 玉霰
保命酒ゼリーかけ
三色団子
(南瓜白玉、白玉、道明寺餅)
蓬カステラ 小倉餡 焙煎黄粉

美味しかった食事も
デザートでオシマイ。


鞆の浦最後の夜でもあり
すぐ部屋に帰るのも惜しく、
ラウンジに。


このラウンジは
玄関のすぐわきにあり
天井が丸見え。
その玄関から続く天井が
ちょっと凄いのです。

  

このお宿に限らず
建築に興味のある方が
喜びそうなところが
鞆の浦では
随所に見かけられます。





夫はウイスキーのロック、
私はジンベースのカクテル
それぞれ一杯だけいただいて
部屋に戻りました。



部屋から見る
夜の仙酔島。

ライトアップされて
神秘的な美しさでした



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