路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

渡来せし巨身もたげてズッキーニ

2006年07月13日 | Weblog

 午前中所用で城跡市へ。ついでにひさしぶりに図書館。特に目的もなかったので一巡して二階リサイクルコーナーへ。
 だいぶ冊数が減って見やすくなっておる。
 いくつか手元に置いておきたい本もあったけど、(『われらの文学 小島信夫集』とか)あまりハードカバー拾っていると自宅スペースがどんどん狭くなるばかりなので諦めて以下二冊だけ頂戴する。

 野口武彦『江戸文学の詩と真実』(中央公論社1971)
 堤重久『太宰治との七年間』(筑摩書房1969)

 どちらも貸し出しラベルが付いていて、館名ステッカーがマジックで消してある。
 しかしいいのかねえ、こんな本を廃棄処分にしちまって。どう考えても安直にブーム便乗としか思えない本が棚差しされていて、こういう時間と労力のかかった本が平気で捨てられていく、というのはいかがなものか。マア、呉れるものは貰っとくけど。
 その後、出がけに新刊コーナーの中から、鹿野政直『岩波新書の歴史』を借りて帰る。

 蒸し暑く、時々思い出したように雨。

 午後はひたすら肉体労働。
 汗が滝のように、マサに尋常ならざる量流れ出す。いつもながら、この汗には閉口である。
 途中、上っていた梯子の踏み板が突然外れる。危うく転落するところだったぜ。ケガしなくてよかった。

 夜鹿野本読む。
 面白いのだけれど、暑いのとツグミのかけるCDがうるさくて玄関の框に避難。ベランダで喫煙するオヤジと同じ状況になる。
 なんだかひどく疲れて文章がうまく頭に入ってこない。
 結局今日も12時前には寝てしまう。


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