路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

幼児泣き陽に百日紅揺れもせず

2012年09月06日 | Weblog

 朝晩はすずしくなったものの相変わらず暑いばかり。

 畑は大根を蒔いて、まあ、草取らんとな。

                      

 鶴見俊輔・関川夏央『日本人は何を捨ててきたのか 思想家・鶴見俊輔の肉声』(筑摩書房 2011)
 NHKでの放送を編集したものらしい。その収録自体は1997年のものだから、やや旧聞に属する、みたいなことになってる。結局、日本人は何を捨ててきたのか、よくワカランが。
 「一番病」とか、母への呪祖とかおなじみのフレーズがしばしば繰りかえされる。
 まあ、対談本だからすらすら読めるが。
 ともかく東京のいいとこの坊ちゃんが通う小学校(高師付属)では後の有名人がゾロゾロ、ということのほうが印象に残った。たぶん今でもそうなんだろう。

 雨、降らんな、と思ってたら、雨音で目覚める。