路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

人も家も若かりしころ秋彼岸

2010年09月20日 | Weblog
 朝畑へ行こうと思っていたら雨降り出す。
 雨降り出したから残念ながら畑は諦めよう、と思い、思ってしばらくしたら雨なんかゼンゼン降ってない。雨は降ってないけど、畑は諦めようと思ったココロはそのまま生きて、結局晴れた休日なのに畑へも行かずに一日過ごす。

 彼岸の入り、というか敬老の日、らしい。
 昨今「敬老」といのは難しい。と、まあそんな一日。
 自身が確実に老に近づいてるからなあ。

                            

 古い書架から臼井吉見『安曇野』取り出して少し読む。
 そんな休日。
 どうやら日本近代史をザッと理解するのにこの本はイイかもしれない。明治末期あたりを読んでも、石川三四郎、木下尚江、井口喜源治、とかちょっとわかりにくい人物がだいたいわかる。
 でも、次に読む頃には忘れてるだろうケド。

 気が付くと、静かな夜になりつつある。

 知らぬまに秋は進んでいるか。