ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

越路乃紅梅純米

2024-05-26 18:25:01 | 日本酒

サンドブラストしたようなざらっとした瓶。

愛媛で言う石鎚のような西洋画のようなラベル。

越路乃紅梅は新潟県上越市の頸城酒造(新潟県上越市柿崎区柿崎5765)の酒。

新潟の蔵は土日がお休みのところが多く、蔵で直接買うことはできなかった。

近所のヤマイ佐藤商店で購入。

香りはジューシー感がある。雪中梅よりは濃い。

飲む。

フルーティーな飲み口。

辛みも感じられる。

そのせいか発泡してるかのような錯覚がある。

後半から後口まで苦味が出てくる。

やはり淡麗でスッキリしている。

20240531追記。

近所の雪中梅と比べると、確かに辛く感じる。淡麗ではあるが辛い。

面白いのは、素焼き大豆と合うのだ。

味の濃さが近いのかもしれない。

20240614追記。

味の印象は今でも変わらない。

平行していくつか新潟の酒を飲んでいて、それらは淡麗ではあるが、その中でも味はしっかりあるように思われる。

うまい方ではないだろうか?謙信とどちらがうまいか比べてみたい。

補足しておくと、淡麗な新潟の酒の中では、味わい(濃さ、米の旨味)はある方だ。しかし、石川や福井(富山は分からない)の酒からすると(今で言うと福井の鬼作佐)やはり淡麗だ。福井、石川の酒は濃い。


浜乙女悪魔やくみ

2024-05-25 22:42:39 | つまみ

20250525新潟に行った際、ナルス大潟店で購入。

浜乙女という名古屋市中村区名駅4ー18ー26の会社の製品。

製造は弥富市北前新田128で製造。

麺用のふりかけだ。

天かす、青じそ、ねぎ、のり主成分。

開封。

意外と少ない。何だか物足りない予感。

振りかける。

いい香り。

天かすの香ばしさ。青じその爽やかさがほのかに香る。

この時点で、ふくよかな風味がいい。

天かすの油感、のりの風味。

そこに青じその風味、強すぎないほのかな風味。これがいい。

 


つぶ貝切り落とし

2024-05-25 22:18:42 | つまみ

新潟県上越市の原信土橋店で購入。

気のせいか新潟では貝が豊富。

これだけ結構あって309円。

切り落としって何だろうか?端ってことか?

しかしともかく、

ほのかにジャリっとした歯応えがある。

味は淡白だ、貝の風味というのは主張していない。

歯ごたえがこの貝の持ち味。

新潟の淡麗な酒に合うのではないか?

雨の降り始めた土の香り。

そこに塩味が添えられる。

やはり歯ごたえを楽しむものだ。


雪中梅純米原酒雪中貯蔵

2024-05-25 21:44:23 | 日本酒

20240525。新潟に行った際に購入。

これは上越市にあるほていや酒店で購入。

雪中梅という名前らしく、雪中で貯蔵した酒。

東頸城丘陵の雪室で3か月以上の熟成を経た純米原酒、とのこと。

雪中梅は有名だ。学生の頃(30年前)には越乃寒梅同様、プレミアムがつく酒だった。

当然反発心もあり今まで飲んだことがなかった

今はスーパーでよく見かけるようになった。

この雪中貯蔵はみたことがなく、買うことにした。

雪中梅は新潟の端麗辛口というイメージからは逆の甘口で知られる。

そして、雪中梅の初飲み。

薄い青みがかった瓶に入っている。

そこから見えている酒は無色透明。

注ぐ。

やはり無色透明。

香りは淡麗な日本酒っぽい辛い香り。

飲む。

淡麗辛口。

関西の酒っぽい日本酒っぽい味がベースにあるが、関西の酒よりは薄い。

薄いが単に水を加えて薄くしたものではない。

しっかり旨味やコク(押しの強いわけではない)があり、決して薄っぺらな酒ではない。

それでいて淡麗なので水のようにスッと入ってくる。

何だか上品だ。

これは日本酒だ、と主張はしていない。

福井、石川の酒は結構濃い、パワーもあるがそれと比べると本当に飲みやすい。

軟らかい。優しい。

後半は控えめに苦味が出てくる。

控えめなので、これまた大きく主張はしておらず、さらっとしている。

20240527追記。

上越の原信で買ったげんげ干しと合わせる。

軽くあぶるが、げんげは意外と淡白な味。だからこの酒と合わせても打ち消し合うことがなく、自然に合わさる。さすがだ。

ただし、尻尾を焦がしてしまった部分と合わせるとさすがに焦げによって酒の味が台無しになるので注意が必要。