梅雨の季節も去り、続いて猛暑の日々ではありますが、最近やっとじっくりと乗り始めたBD-1ですが・・・
トラブルが2件ありました。
1件目は買って間もない頃、梅雨開けを待ちきれなくて、家の中で折りたたみの練習を繰り返している時、リアのタイヤをたたむときに、何か突っ張るものがあり、90°以上たためなくなりました。まだ構造をよくわかっていない時期で、「どういうこと?」かさっぱりわからないまま、さらにたたもうとしました。すると、バチンというはじけるような音と衝撃とともに、どこかが壊れたと直感しました。しかし、何が起こったか?見付けることがなかなかできなかったわけです。やっと気付いたら、どうやらリアのブレーキが壊れていることがわかりました。このブレーキはVブレーキと呼ばれているもので、そんなことも知らないその時には壊れていそうだけど、どう壊れているのか把握できない状態です。ワイヤーがブランとなって、ブレーキ本体が左右にパックリ開いてました。何となく壊れてそうと思うでしょう?
その後色々調べて、ブレーキワイヤーとブレーキのアームの結合部が外れてしまっているのだとわかりました。
なぜそうなったか?BD-1は折りたたむ際、リアの部分のストッパーを外しボディの下を回転させるようにたたむわけです。ストッパーはレバーになっていて、走行時には、ねじのような突起のところで引っかかっているのですが、今回たたむときにブレーキワイヤーがその突起に引っかかってしまったようです。そこで無理にたたもうとしたため、ワイヤーにかなりの張力がかかり、ブレーキのアームの結合部分が歪んでしまい、ワイヤーが外れてしまったのでした。
幸い結合部分はペンチで元に戻して直すことができました。
これだけVブレーキを眺めていたので、構造が何となくわかりました。このブレーキは良くできていると思いました。
因みに突起部分というのはこれです。
リアをたたむとき抵抗を感じたらここをチェックしましょう。