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酒の感想ばかり

春鹿 純米吟醸生酒

2015-02-27 20:32:11 | 日本酒

四国中央市の竹本酒店で購入。

ここは愛媛の梅錦をはじめとして、全国の地酒が置いてあった。

ここで、あえて奈良の春鹿をチョイス。純米吟醸生酒だがこのラベルはネットで検索しても出てこない。

裏を見ると製造年月は「24.4」とある。平成24年といえばもう3年前だ。生が生でなくなっているのではないか?

 

まあ熟成酒と思おう。

注ぐと日本酒っぽい、そして力強さを感じる香りが広がる。

飲むと、日本酒だった。吟醸香は全くない。気のせいかもしれないが熟成香すら感じる。

口に含んだとき酸味のある爽やかな味を感じるが、中盤の味は重く、熟成味のある日本酒の味だ。

学生の頃大阪で飲んでいた日本酒はこんなのだったかもしれない。灘、伏見が多かったと思うが、こちらも同じ関西だから味の傾向は似ているのかもしれない。ただこれまた気のせいかもしれないが、そういった一般的な日本酒よりは力強い、しっかりした味ではあると思う。

食中酒にしたいところだ。

食中酒とはいえ、イワシの堅干しとは、相性はよくない。それぞれが個性を出し合う。

熟成酒はやはり燗をしたほうがいい。冷やかれいしゅにすると重すぎる。そこで燗だ。くさみは残るがまぎれる。

これは燗をすると、甘味が増し、アルコール臭さは全く無くなり、どちらかというと甘口の酒と感じさせる。

しかし、これを好んで飲む人がいるのだろうか?

自分はやっぱり甘口より辛口が好みかもしれない。と、現時点では思う。


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