ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

勝駒純米酒

2022-09-23 18:39:17 | 日本酒

金沢のふじた酒店で購入。

飲んだことはないが、様々なレビューから、フルーティーな現代的な酒をイメージする。

香りは、フルーティーさがやや感じられる。しかしどこかで広島の酒のようなウニっぽい風味が感じられる。

飲む。

ウェッティだ。しかし飲んでみるとウニっぽさはほぼ感じられない。吟醸らしく感じられるが強くはない。

水のようで、つまりクセは少ない。

本当に刺激が少なく飲みやすい。スルッと入ってくる。

飲み口はフルーティーでありつつトゲはない。

本体もクセがなくまろやか。

もちろん熟成系の酒はクセといったものがあるが、それは吟醸酒でも同じで、吟醸ならではのクセというものはある。しかしそれがなく安心して飲める。

2020924追記。

あら与のふぐの子糠漬けと合わせる。こういう濃い味のツマミと、この酒とは合わないだろうと予想していたが、驚きだ。普通に合う。糠漬け特有の風味があるわけだが、それが酒と解け合うのだ。

20220929追記

やはりさらっとしている。苦味は強いように感じるが、リンゴ酸感や熟感は全く無い。だから飲みやすい。

苦味のため濃い、というのか、重い感覚を覚えるが、 果実感がないため飲みやすい。

さらっとしているというとネガティブなイメージだがそうではない。

新潟の酒よりは重みがある。

20220930追記。

さいぼしと合わせる。これまた負けるかと思ったが、マッチする。ただ、酒がさらっと感じる。水のように合う。さいぼしを食べ、時間が経って飲むと、水のように合いながら苦味が強調されてくる。

20221002追記。

ふぐの子ぬか漬けと合わせる。

もう先入観はない。ふぐの子の塩辛い個性に対し、絶対負けないだろう。

まさにその通り。

お互いを全く邪魔しない。この塩味と合わせて、酒の個性を改めて感じる。

この酒は非常にニュートラル。

甘すぎず辛すぎない。数値的なものでなく、自分の感覚的に±0。

だからといってふぐの子に負けるわけではなく、つまりここで酒本来の個性が出てくるのだ。

しっかりとした米の味がある。繰り返すが、そこにフルーティーさや、苦味、といったものはない。

本当にニュートラル。

20221007追記。

この時期になると、さらっとはしているが、後口の、舌の両端を中心に、砂糖のような甘味がみられ始める。

普通は開封して日がたつと、日本酒っぽさが出てくるものだが、これはより蜜のような甘さとなる。

ここからさらに進むと熟成感に変わるのかもしれないが、今がベストではないか。

20221010追記。

瓜と言うかメロン系の風味。

そして、ベースは結構パンチがある。苦味もある。

両端にはやはりこの酒特有の風味、蜜のような甘味がほんのり感じられる。


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