医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

覚醒剤事件で元教諭の勾留認めず 京都簡裁「捜査は違法」

2018-06-19 22:17:21 | 法曹界
 京都府警が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した高知県室戸市の小学校教諭の男性(36)=懲戒免職=について、京都簡裁が、府警による捜査の違法性を指摘した上で、検察側の勾留請求を却下していたことが18日までに、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、府警は先月24日、同法違反(営利目的所持)容疑で逮捕した男の関係先として、教諭の自宅を捜索した。任意で教諭の尿検査をしたところ、陽性反応が出たため逮捕した。その後、京都地検が勾留請求した。

 捜査関係者の説明では、京都簡裁は「営利目的所持の事件と教諭の使用容疑に関連性はなく、捜索現場で使用容疑の捜査をしたのは違法」との趣旨の決定をしたという。地検は、簡裁の決定を不服とする準抗告は行わず、任意で捜査している。

2018年6月19日13:13配信 京都新聞
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