元弁護士の平田秀規(ひらた ひでのり)被告(50)は、弁護士として管理していた依頼人の相続財産など、あわせて1億3000万円以上を横領した罪でこれまで5回起訴されています。
きょうの裁判で平田被告は今年7月に起訴された3件の横領(計 約980万円)についても起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述でこれまでと同じ様に「馬券購入の資金繰りにあてた」と指摘しています。
平田被告に関する横領の捜査は現在も続いていて、熊本県弁護士会の調査では、被害金額は2億4000万円を超えるとみられています。
裁判では10月以降に被告人質問などが行われる予定です。
2023年9月21日 熊本放送