仙台市の商業施設で、未就学の女の子にわいせつな行為をして連れ去ろうとしたとして起訴された東北医科薬科大学教授の男が、「幼女が好きで犯行に及んだ」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。
10月3日付で、不同意わいせつとわいせつ略取未遂の罪で起訴されたのは、東北医科薬科大学の教授藤井優被告(52)です。
起訴状などによりますと藤井被告は、7月26日午後4時ごろ、仙台市泉区の商業施設で、面識のない未就学の女の子に対してわいせつな行為をしたうえ、両手で抱きかかて連れ去ろうとしたとされています。
女の子に抵抗されたため、連れ去るには至らず、藤井被告はその場を立ち去ったということです。母親が目を離したすきに、1人でいた女の子に声をかけて犯行に及んだとみられています。
その後の仙台地検への取材で、藤井被告は、「幼女が好きで犯行に及んだ」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
また、事件当日、藤井被告は勤務中で、車で大学を抜け出して犯行現場に移動し、その後再び大学に戻っていたことも新たに分かりました。
2023年10月4日 仙台放送