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Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)23

2022-07-16 00:01:33 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 つい先日、シャレン!の岩手さんの取り組みを紹介しました。実は少し前のFOOT×BRAINでのシャレン!特集を録画キープしており、その中で髙田理事さんの関わり方、憲剛さんのシャレン!誕生秘話を聞いて、これはリスペクトせねばを思っておりました。このタイミングで記事アップさせていただきます。憲剛さんの話を聞いて、当ブログも同じスタンス、考え方である事を再認識しました。
   
【Jリーグのシャレン!担当、髙田春奈理事】
 元J2長崎の社長で、今年3月に就任した髙田春奈Jリーグ理事とともにシャレンの裏側に迫る。高田が理事として取り組むのがシャレン(Jリーグ社会連携)。「Jリーグをつかおう!」をキーワードに、Jリーグが持つ人気や拡散力を利用して、自治体や地域企業、住民、サポーター達と各地域社会の課題を解決していこうという取り組み。2021年の活動調査では、Jリーグホームタウン年間活動回数は21,782回でうちシャレン!活動は2,144回。
勝村:フロンターレの活動が有名。今はすっかり王者の風格まで出ているが、シャレン!が上手くいって、サポーターとチームが上手く連携して強くなって、今の位置まで行った感じがする。
髙田:本当に率先して活動に出て、サッカーでも結果を残しているというのは素晴らしい模範。

 シャレン!のJリーグ担当理事といえば、米田さんをまず思い出します。今はどうされているんでしょうね。オンラインで何度か同席させていただきました。米田さんはかなり熱かった方で、米田さんが生みの親かなと思っていましたが、実は違ったのですね。「交換モデル」から「共創モデル」に移行ですか。その後は藤沢さん。コロナ禍での勝手未来ミーティングで勉強させていただきました。ちょっと堅い内容でしたが、面白かったです。今は本業で頑張っておられるのかな。そして長崎さんのジャパネット髙田さんの娘さんである髙田理事ですか。平和を発信する地域からの登場ですね。

   
【シャレン!誕生秘話】
 実はシャレン!誕生にはフロンターレ一筋だった中村憲剛さんの存在がある。
憲剛:村井前チェアマンと対談させてもらった時に、Jリーグはクラブを持っていないとはいえ、そういう活動に関心があるようには見えないと、対談の時に村井さんに啖呵を切るように言ってしまった。それをちゃんと聞き入れてくれて、「Jリーグをつかおう」という活動(シャレン!)を立ち上げてくれた。そのオープニングセレモニーに呼ばれて、「登壇してください」と言われた。その時に横で村井さんが「これがあの時のアンサーだ」と言ってくれて、かっこいいって。普通だったらいち選手の言葉を、直球で捉えて形にすることはなかなか無い。しないですから。
 ある意味生みの親なのかもしれないが、生みの親は全部村井前チェアマンだとは思うが。きっかけはつくったかもしれない。
   
 中村が訴えた地域とつながる事の重要性。その裏には当時ホームタウン活動を通じて感じたこんな思いが・・・

憲剛:フロンターレ自体は自分が入団してから15年くらいノンタイトルで、地域活動をしているからタイトルが獲れないという声もすごく耳にする事があって、ただ結果が出なくてそう言われるのはしょうがない。なので初めて優勝した時に、活動も含めて自分達のやってきた事が肯定された瞬間だった。それは自分の中で大きかった。胸を張って地域活動は足を引っ張らないというのを、説得力を持って言えるようになった。スタジアムで会った事ある人が集まってくれる。それを醸し出すパワーはスタジアムに特別なものがあったし、実感してきた人間として伝えないといけない義務があるのかなと思っている。本当にそういう皆さんのおかげで強くなったクラブでもあると思う。

 シャレン!関係の過去記事で、最初の頃に「J1川崎の憲剛選手から村井チェアマンに、Jリーグとして社会貢献活動をして欲しいと申し入れがあり、その後Jリーグとして今後取り組んでいく事が表明されました。」とあり、自分である程度認識していたんだと思いました。
 当ブログの昔からの持論「Jリーグ全クラブがフロンターレになれば、素晴らしいプロリーグになる」を、個人的にはっきり実感しました。113(2位は湘南さんの93)と断トツに多い川崎さんのリスペクト(記事最下段)を見てもらえば、当ブログが川崎さんをどう位置付けているか、読者の方にわかってもらえると思います。

 わしらだけ、儲ければええんじゃ、わしらのスタイルを貫くんじゃという価値観では100年続かないと。価値観を憲剛さんのようにしないといけない。シャレン!をはじめとする社会貢献活動が、いつしか市民運動化し、支援者が劇的に地域に広がりし、いつしかクラブもチームもパワーアップする。札幌さんも「地域」という視点では近いですね。一部の支援者の援助による目先の補強だけでランクアップを目指しても知れている。アップをしても一時的。札幌さんのようにはならない。「モノ」「カネ」だけではダメという事。「ヒト」「コト」が無いと地域でも根が張れていない薄っぺらい存在のまま、そのうちしぼんでいく。そういう意味でシャレン!はこれからのJリーグで活躍できるのはどこかを象徴する存在だと思います。
 村井さん、本当にかっこいいですね。最近はSNSでも見かけなくなりましたが、新事業でお忙しいのでしょう。ぜひ野々村チェアマンもシャレン!事業をしっかりやって欲しいと思います。心配無いですが。
Jリーグシャレン!公式HP:https://www.jleague.jp/sharen/
シャレン(Jリーグの社会連携)関連: / /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
村井(前)チェアマン関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220520
  〃           ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220502
  〃           ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220403
  〃           ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220211 
  〃           ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211202 
  〃           ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180721 
  〃           ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160917
  〃           ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160206
  〃           ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150731 
  〃           ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141225 
  〃           ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140116
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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