J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

村井チェアマンのサッカー愛9

2022-04-03 00:01:10 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 大変遅くなりました。3月15日の任期満了でなるべく早くやりたかった、新旧チェアマンをリスペクトしようと思っていたのですが、やはり時間がかかりました。当ブログの記事の特徴として、気持ちが強い記事ほど時間がかかります。全クラブチェックネタもそうですが。今晩のFOOT×BRAINで野々村新チェアマンが出演されると聞き、ギアが上がりました。すでにネタ元情報はキープできていました。
 村井さん、4期8年本当にお疲れ様でした。当ブログでも川淵初代チェアマンからどの方もリスペクトさせてもらってきましたが、当ブログでは川淵さんと並んで2トップの名チェアマンでした。後任をかなり心配しましたが、しっかり後任としてふさわしい方を就けていただきました。いろいろ情報を見ましたが、時事通信のコラムが一番伝わってきたので、リスペクトさせていただきながら、想いを書きたいと思います。
   
【「時を忘れ没頭」 多彩な手腕、4期8年―村井チェアマン・インタビュー(上)】
〔神様に試された〕
「2014年1月にサッカー界の外部から初めてチェアマンに就任。『呼吸をするように毎日サッカーと向き合い、議論してきた』という。
 『時がたつのも忘れるくらい没頭した。非常に中身が濃く、あっという間だった。8年を振り返ると、サッカーをそしゃくしながらするめみたいにかんでいる感じ。サッカーがみんなのものであるからこそ、苦しみもやりがいもあった』
 就任時は入場者数が減少傾向にあり、財政面で危機に立たされていた。浦和の差別的な横断幕問題では初の無観客試合を決断するなど、激動の船出だった。『サッカーの神様が僕を試しているなと思ったが、心はぎりぎりの状態。』」
「職場で大切にしたのは、何気ない会話などの『日常』。動画配信のDAZNとの大型放映権契約の端緒もそうだったという。人事畑の長い経験を生かして、あらゆる『境界の壁』を壊し、風通しの良い組織づくりを進めた。」 

 

「時を忘れ没頭」 多彩な手腕、4期8年―村井チェアマン・インタビュー(上):時事ドットコム

Jリーグの5代目チェアマンを務めた村井満氏(62)が、任期満了に伴う15日の退任を前に時事通信社のインタビューに応じた。観客増員や経営基盤の拡大、デジタル化の推...

時事ドットコム

 

 個人的な印象ですが、本当にサッカーが好きだったんだなぁという印象。学生時代にサッカー部(GK)で浦和サポという、サッカー以外の業界から来られたビジネスエリートが、ビジネス経験を駆使されて上手くリーグを引っ張っていかれたイメージかな。そういえば、Jリーグ理事の顔触れは、村井チェアマンになってから、サッカーと関係無さそうな、いろいろなビジネスエリートばかりだったなぁと思いました。おかげでマンパワーの結集という面ではJリーグをスキルアップしていただけたと思います。他に「浦和の差別的な横断幕問題で初の無観客試合」という部分では、浦和サポの血を他サポなりに感じました。確か、チェアマン室を撤廃されて、他の社員と大部屋仕事をされていると聞き、風通しの良い組織づくりのスタンダードだなぁと思いました。

【58通りの多様性を 後任はベストチョイス―村井チェアマン・インタビュー(下)】
「この2年は新型コロナウイルスの対応に追われた。2020年2月25日に、いち早く公式戦の延期を決断するなど、スポーツ界を先導したが、前職の香港勤務時代に重症急性呼吸器症候群(SARS)の混乱を聞いていた経験も生きた。
 「国内感染者がまだ4例だった(2020年)1月27日に、僕は全幹部に無観客試合と中止の判断基準をシミュレーションするように号令をかけていた。専門家が『瀬戸際』という言葉を使い、相当まずいなと(思って延期を決めた)。リーグ戦中止よりも、誰も再開しない中で再開することの方が難しいとも思っていた」
「無類のサッカー好きで、退任後はサポーターに戻れることを楽しみにしている。キャンピングカーを購入し、全国行脚を計画している。
 『もう一回、(ゴール裏で見ていた)あの頃に戻るよ。こっちから見ているサッカーと別の風景が見られるんじゃないかな。楽しみ』」

 

58通りの多様性を 後任はベストチョイス―村井チェアマン・インタビュー(下):時事ドットコム

今年、30年目を迎えたJリーグはJ1~J3まで58クラブに拡大した。40都道府県に広がる各クラブは、地域性もあって多種多様。古橋亨梧(セルティック)のようにJ2...

時事ドットコム

 

 コロナ禍で2節目でのリーグ中断は英断でしたね。あの当時はNPBに気を使わなくても良かったですから。でも皮肉にも今の状況の方があの時より、選手やフロントの感染者数が随分増えています。国の指導の元と言いながら、すっかりウィズコロナ体制になって、多くの感染者数を数えるのに、ついに収容率100%で今季がスタート。この辺りはかなり疑問を感じています。村井さんの手も及ばなかったのか。今後全国行脚をされるそうですが、くれぐれも感染には気を付けて下さい。SNSを楽しみにしています。当ブログも村井チェアマンに感化されて始めた、SNSの「今節の一枚」も継続していく事でしょう。
   
【やべっちスタジアム】
 8年の功績ですが、やべスタでの内容が一番ふさわしいと思ったので、やべスタでリスペクトさせていただきます。デジっちの時はずっとキックオフ宣言で登場されていました。やべっちに「(勝手に)優しい親戚のおじさん」と呼ばれていて、「サッカーのためなら何でもされてきたと常に思っていた」と村井さんに言葉を贈っていたら、本人がスタジオにサプライズ登場でした。

〔村井チェアマン 8年の功績〕
2014年1月 第5代Jリーグチェアマン就任
2014年末  明治安田生命保険とタイトルパートナー契約締結
2016年7月 2017年よりDAZNと10年間、約2,100億円の放映権契約を締結
2019年   年間入場者数 史上最多1,140万1,649人を記録
2020年1月 新型コロナウィルスの感染拡大 コロナ禍におけるJリーグの活動を力強く牽引
2022年3月 4期8年の任期を満了

 8年間で一番の思い出は、選手もクラブ経営の経験も無い中で、(チェアマンの任務は)「あいつは誰だ」から始まり、入って行った1年目くらいが一番大変だった。コミュニケーションをもっと増やそうという事で、Jリーグヒューマンキャピタルという学校を作った。そこからクラブの社長も生まれ、やべスタMCの中田(浩二)さんが第一期生で「僕はチェアマンになります」と口にした。また、やはりDAZNの契約が(Jリーグを大きく変える事では)一番大きかった。
 今後Jリーグの展望、期待する事としては、FCWCでJ1鹿島が準優勝したように、世界の頂点でJクラブが戦うのを観たい。また、週末に試合があり、サッカー番組で上手く伝えて、週明けを迎える事を今後も続けて欲しい。
 勇退した後はノープランで、旅にでも出ようと思っている。車(ハイエース)を(キャンピングカー仕様に)改装して、北から南までスタジアムを行脚してみようと思うと。最後は「野々村チェアマン キックオフ!」の掛け声で締まりました。
   
【当ブログから見た村井チェアマン】
 ここ数年で「たぶん村井チェアマンも観に来ていると勝手に思い込んで・・・」と書いていました。すいません、勝手に妄想を口走ってしまって。でもこれからもそう信じております。当ブログの歴史の中に村井さんの8年はすっぽり入っています。なので、就任から8年間自分なりにも観て来たつもりです。最初は他の業界(元リクルート社)から来られた堅実なビジネスリーダーというイメージでしたが、2ステージ制騒動の時にいろいろありましたね。あの時は当時の常務理事氏と、自分なりに戦っていたつもり(これも勝手な思い込みですが)でしたが、何とか騒動は収束しました。村井チェアマンも即、1ステージ制に戻していただき、本当に感謝しております。
 2019年のイレブンミリオン達成はJリーグの積年の夢でしたが、実現されましたね。また、コロナ禍の時は1年目で1節ですぐにリーグを中断する英断をしていただきました。NPBとのつきあい、政府との交渉でどうしてもそれ以降の対処になったと推測しますが、本当に大変だったと思います。
 そして、シャレンです。これは村井さんならではの大きな遺産です。後任の方もシャレンに理解がある方で良かった。Jリーグで最も付加価値が高いシャレンは野々村新チェアマンの元でも継続し、成長していく事でしょう。個人的にはシャレン関係のお役で、今後もシャレンを支えて欲しいとは思います。
 元々は熱狂的な浦和サポである事を知っています。埼スタのサポーター席に早く足を運びたい事でしょう。また、1サポーターとしてCスタにも来られると思いますが、ぜひご挨拶させて欲しいところ。開始1時間前くらいにスタジアム前広場でデジカメを手にうろつく者がいたら、それは当ブログです。声をかけて頂く事を夢に描いて、ブログ開設20年に向けて頑張って行きますと妄想を絡めて書いてみる。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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