たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

がっびーーーん

2006年07月07日 05時05分25秒 | 観る
『フルモンティ』を 観ていたら DVDが フリーズしてしまいました。ディスクのキズか汚れが原因との表示なので 取り出してメガネ拭きで丁寧に拭き...再スタート! 拭いたのが功を奏したか、動き出したものの またその少し先でフリーズ!! 同じように拭いてみましたが、再度の復旧ならず!!! 残念。。。

それでは先に もう一枚別の作品を...
『女はみんな生きている』~ CHAOS ~(DVD 7/5)
制作国:フランス(2001年)
監督:コリーヌ・セロー
出演:カトリーヌ・フロ(エレーヌ)
   ラシダ・ブラクニ(ノエミ / マリカ)
   リーヌ・ルノー(マミー)
   ヴァンサン・ランドン(ポール)
   オレリアン・ヴィイク(ファブリス)

なかなか痛快です。
どんなにうまくいっている夫婦でも、女性は頭のどこかで「えぇ~い 放り出しちゃるわい!」と思っているものかも知れませんね。エレーヌだって 今の生活を破綻させなければならないほどの何かがあったわけではないと思うのですが、溜まってたんでしょうねぇ~ ポールのやり口に対して思うことが...。もちろん、ボンクラ息子ファブリスの態度にも!

邦題からすると コミカルな印象を受けるかも知れません。だからといって原題の『CHAOS(カオス)』を‘混沌’と訳すのは ちょっと印象が違うし...女性が奮起するお話しです。

で、平凡な主婦 meets 謎の娼婦...

大復讐劇へと展開なのだ!!

もちろん、全身麻痺で瀕死の状態だったノエミが 短期間にすっかり回復してしまうなんて、いくらエレーヌが献身的だからといって いくら必死で逃げたいからといって 実際問題どうなのよ と言っちゃうと、こりゃ突っ込みどころ満載なのかもしれないし、ノエミの語る過去 ── 娼婦になったいきさつや マネーゲームを仕込まれた件(くだり)なんかも、「なくはない」と「ありえねー」のギリギリ 狭間 境界線 だったりするわけですが、主婦歴の長い皆さん! いや、新婚の域を脱しつつあるあなた!! ちょっと 共感するかもョォ~。(男性は 凹むかもね

だけど...いいのかなぁ...まだまだ人生これからの ノエミの妹ゾラを man-less 生活に誘い込んで...。それに、ノエミだって 本当の恋愛を一度も知らないまま終わっちゃって いいの? と ちょっぴり気になるけど みんな(女性はね)幸せそうなラストなのでした。特にマミー...。

余談ですが、ポールとエレーヌの家のインテリアとして 「福」の字の書が 貼られていました。額にも何も入っていなくて ただ半紙のような状態で貼られているのですが、それが どう見ても逆さまなんです。「馬」の字が反対を向いている「左馬」とか 中国では「逆さ福」とか まぁ縁起がいいわけですけど...落款が右上で その下にどう頑張っても逆さまにしか見えない署名があるんですから やっぱりこりゃぁねぇ...。

たとえば こんな感じ


やっちゃいましたね ^^
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ジョニデ祭 なんだけれども...

2006年07月06日 10時20分05秒 | 観る
個人的に、ジョニデまつり開催中!! ということで 劇場公開時の予告編では触手が延びなかった『ショコラ』を借りてきたのですが...

『ショコラ』(DVD 7/4)
制作国:アメリカ(200年)
監督:ラッセ・ハルストレム
原作:ジョアン・ハリス
脚色:ロバート・ネルソン・ジェイコブス
音楽:レイチェル・ポートマン
衣裳:レニー・エルリッヒ・カルフス
出演:ジュリエット・ビノシュ、
   ジュディ・デンチ、
   レナ・オリン、
   アルフレッド・モリーナ、
   ピーター・ストーメア、
   キャリー=アン・モス、
   ヴィクトワール・ティヴィソル、
   オーレリアン・パレント・コーニング、
   ヒュー・オコナー、
   ジョニー・デップ

残念ながら、私のストライクゾーンど真ん中とはいきませんでした。予告編で なぜ観たいと思わなかったかというと、チョコレートで人々を幸せにする ということが もうひとつ気持ちを揺り動かさなかったからなのです。つまり、この映画の けっこう根幹のところで既に得心出来ていないというのは 作品と仲良くする上で ちょっとイタイわけですが、つまらない映画というわけでもなく 観ていて退屈というのでもなし...ふぅ~~~む。

映画は、よそ者の母娘が 閉鎖的な村にやってきてショコラティエを営み 村に新風を...というお話し。穏やかな語り口のナレーションは、どうやらこの娘アヌーク(ヴィクトワール・ティヴィソル)の成長後 といった様相で、ファンタジックな雰囲気で始まります。ところが、このファンタジックなオープニングや語り口 母娘の設定に反して、物語自体は かなりリアリティのある内容。閉鎖的な村に風穴を開けるのであろうという期待を抱かせつつも、母親ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)のちょっと不思議な直感力も あまり発揮されることなく 店もいつまで経ってもなかなか軌道に乗らない。村から村へ渡り歩いてきたのも、先々で村人を幸せにしてきたのかと思えば そうでもなく、疎まれ虐められてきたことを伺わせます。だから、チョコレートのパワーと魅力には絶対の自信を持っているはずのヴィアンヌなのに、根っから明るい魔法使いの様な女性というのではなく どこか翳りがあるのです。ファンタジックに作り上げたいなら 素敵に魔法を使うが如く 村人達を引きつけるチョコレートとヴィアンヌであってほしかったし、リアリティーを追求するなら 母娘のバックグラウンドも もっと丁寧に描くべきだったと思うのです。どこからともなくやってきて またいずこへか立ち去っていくというなら いいのだけれど、そうでないのであれば ヴィアンヌ アヌーク親子にも 村人と同じように現実感のある描き方をするべきだと思うのです。

もちろん、「ファンタジックなのに 村人達は妙にリアル」という違和感は 監督の狙いでもあるのでしょうが、これは どうも終始居心地が悪くて、キャストはみんな素敵なのに なんだか納まるところに納まっていない感じが ぬぐえないし...。

キャストはね...本当に素敵なのです。特に母娘に店舗兼住居を貸してくれる アルマンド役のジュディ・ディンチ...『恋におちたシェイクスピア』では 頻繁に登場する役どころでないにも関わらず(エリザベス女王) その存在感は脱帽ものでした。今回も、彼女なしにはこの作品はあり得ないというくらい『ショコラ』でのジュディは 秀逸です。その他、DV夫から逃げ出したジョゼフィーナ(レナ・オリン)もアルマンドの娘(キャリー=アン・モス)や孫(オーレリアン・パレント・コーニング)も腰抜け神父(ヒュー・オコナー)に 石頭のこんこんちきオヤジ市長(アルフレッド・モリーナ)...とにかく それぞれの役のキャラクターの書き分けが良くできているし 役者自体は良くはまっていると思えるのに...物語全体のちぐはぐ感は 否めません。村人が それぞれ抱えている問題点はそのままでも もっと思いっきりファンタジックに もっと不思議なチョコレート屋さんにしてしまえば素敵だったんじゃないかしら...。

ありゃりゃ...きっと『ショコラ』を好きな人 多いですよね...。なんで、こんな辛口なんだろ... 。でもね、なんだか雰囲気に流されて撮ってる感じがしちゃうんですよ。フリーハンドで丸を描いたら 最初と最後がずれちゃった! あぁ~あ...みたいなとこ ありませんか?

あ! 忘れちゃならない...そうだ ジョニデ でした。ジョニー・デップ自身は 流れ者の‘ルー’という役を 素晴らしく演じきっているし、相変わらず才能豊かな役者だな と思うのだけど(ギターはマジで弾いてるし、チョコレートは本当に美味しそうに食べるし...)、‘ルー’は 彼じゃなきゃ出来ないという感じの役ではないし、どちらかというと もっと繊細な役の方が好きなのかも...。そりゃぁ~ 彼にしかできない様な役ばかりをする必要は ないんですけどね。

...たみおちゃん、siuちーん、やっぱ もうちょっと白っぽいジョニデの方が よかったみたいョ...オレ。そういえば、基本的に男っぽい男は苦手なんだった...。ひょっとして、神経質男の方が好きなのか...? そういえば、我が家の殿は 男っぽいのは体毛だけ!!だ。お陰で私は、毛深い人が好きなの...?なんて 有らぬ疑いを掛けられることも しばしば...。不本意なり。

さてさて 気を取り直して!! ジョニデ祭とは関係ありませんが、一緒に借りてきた 他二本:『フルモンティ』と『女はみんな生きている』─── むかぁ~し昔、公開時から気にはなっていたのに なかなか出会えなかった『フルモンティ』...やっと辿り着きました。旧作でも 必ずお店にあるとは限らないのよね。どうやら ある程度の期間で いくつかの店舗で廻している様で、いつぞやは『コールド・マウンテン』が なかなか見あたらなかったのです。『女はみんな...』も ちょっと変わった展開が楽しみな作品です。

それでは、また
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庭の主...?

2006年07月03日 10時56分11秒 | 四方山話
日曜日のお昼前...
庭の草むしりも ほぼ終了という頃のこと...。



バッタリ! ヒキガエル君と遭遇!!
なにしろ デカイ!!

以前から、物置の下を中心に 我が家の庭を生息地と定めているらしい...ノダ。
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嫁入り支度

2006年07月03日 00時16分14秒 | 四方山話
いえいえ、お嬢のでは ございません。まだそんな話は ツメの先程もございません。
((-_-。)(。-_-))
20年前の わたしくしの...です。


柳行李です。【慧-style】で、柳行李と半被が登場☆ ファーストクラスには 未だかつて乗ったことがないので JALの半被は持っていないけれど、かくかくしかじか こんな行李が うちにあるわ。。。とお話ししたところ リクエストをいただいたので 仰々しく登場です。

記憶は 定かではないのですが(自分で揃えたわけではないので)、当時 呉服屋を営んでいた叔母夫婦が 和服を入れるために持ってきてくれたのだと思います。なので、柳行李と言えども 漆が掛けられ 内側には紙が貼られています。通気よりも虫除けを第一に考えた作りになっているのだと思います。関取の 化粧まわしなどを入れて運ぶ行李(明荷というらしい 力士の憧れ!)が こんな感じじゃなかったでしょうか...?

現在、和服の方は和箪笥に収まっていますので この行李の中は シーズンオフの衣類...主に 殿のスラックスやパジャマが入っています。

描かれている家紋ですが、私が母から引き継いだ女紋になっています。


そうそう、慧ねえさんから『イン・ハー・シューズ』のコメント欄で、「白無垢の時は 綿帽子だった?」という質問を受けていたのでした。失礼しました。答えは「Yes」です。その時の写真は、また5年後 銀婚式の折にでも...。あのね、殿が 若くて可笑しいよ  ボクって感じなの。まだ、24才だったからねぇ~  まぁ このブログが 5年後も続いていたら...ネ♪


正しくは、つづら...?
柳じゃなくて 孟宗竹だし...、漆じゃなくて
         柿渋...だったのね...。知らんかった...(^^;)


家紋についてはこちら...家紋ネット(お~い家紋だよ~)
女紋について...うちのは‘母系紋’です。
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