友人と連れ立って 日比谷の東京宝塚劇場んとこにあるTOHOシネマズ スカラ座へ。
久し振りに 迫力ある大画面の劇場で 満足満足![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0087.gif)
『ノルウェイの森』(12/15 劇場にて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/4a/52b73c381246a7e1eed507268a285a94.jpg)
制作国:日本(2010年)
原題:NORWEGIAN WOOD
原作:村上春樹
監督/脚本:トラン・アン・ユン
出演:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、
高良健吾、玉山鉄二、霧島れいか、
柄本時生、初音映莉子 他
村上春樹作品には これまで触れてこなかったのだけれど、松山ケンイチが主演すると聞いて 読んじゃいました。『ノルウェイの森』上・下巻読み終わったら、結構お腹いっぱいになったんだけれど、引き続き 短編集も読んでみましたョ。なるほどね... 性的な表現が意外に多い。或いは 女性側から性的な内容を口にする。その方が 純文学っぽいから...? なんて、ちょっと穿った見方も...
それもあって お腹いっぱいになっちゃうんだけど...。でも、『ノルウェイの森』が どんな風に映像化されるのか興味津々。キャストに対する期待も高まる![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
...で 映画ですが、原作の持つ雰囲気を大切にしながらも、更にその上澄みの様な トラン・アン・ユン監督ならではの美しい表現に拘った作品に仕上がっているのではないでしょうか。画面の中に身をゆだねたくなる様な心地よさを感じます。
'70年代、学生運動の頃の大学生というと、自分より十歳上の世代な訳だけど、どうしてだか そういう時代の殺伐とした大学の風景とか 服装とかって 郷愁をそそるんだなぁ...。それに、自分の学生時代もオーバーラップしてきて、当時の自分は どちらかというと「直子」だけど、今は どうかと言えば「緑」だな...とか ネ。それから、これは 一緒に観た友人に言われて気付いた事だけど、性描写については 原作に近い形で明確に描きつつも 裸体よりも表情を活かした映像となっていて、こんな所にも 監督の拘りを感じます。
それにしても、時代の持つ雰囲気や、現代とはまたちょっと違う 当時の若者の大人ぶったり粋がっている様など、まるで 監督が当時の日本に居たかの様な 見事な描写。かと思えば、アジア的な空気を醸し出していたり、いずれにしても 監督で成功している作品であろうと思うのですが、若い人たちは どんな風にこの作品を観るのかしら... そのうち王子が観てきたら(観るかな...?)、聞いてみたいものです。
そうそう! 最後になってしまいましたが、兎に角 松山ケンイチが抜群にいいのです。これ、書いておかないとね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/2f/6d2dc036825ecc36e34bc85a3925b425.jpg)
ウィーン・クリスマス in Tokyo![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_hiiragi.gif)
日比谷パティオにて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/58/322acf1c52de94eb3bdbb96a07c63302.jpg)
ツリー脇のテーブルに 願い事を書くリボンが置いてあります
友人とふたり 願いを書いて結びつけました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0087.gif)
ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_hiiragi.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/17/0ba831ae0068e464e7bb40c937bb8fc0.jpg)
東京国際フォーラムのエントランスです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f2/6ae199e1ae4ffdaacfa5d636e47ed899.jpg)
誰がやっても恐く撮れちゃう 企画に難ありの「顔ハメ看板」
久し振りに 迫力ある大画面の劇場で 満足満足
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『ノルウェイの森』(12/15 劇場にて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/4a/52b73c381246a7e1eed507268a285a94.jpg)
制作国:日本(2010年)
原題:NORWEGIAN WOOD
原作:村上春樹
監督/脚本:トラン・アン・ユン
出演:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、
高良健吾、玉山鉄二、霧島れいか、
柄本時生、初音映莉子 他
村上春樹作品には これまで触れてこなかったのだけれど、松山ケンイチが主演すると聞いて 読んじゃいました。『ノルウェイの森』上・下巻読み終わったら、結構お腹いっぱいになったんだけれど、引き続き 短編集も読んでみましたョ。なるほどね... 性的な表現が意外に多い。或いは 女性側から性的な内容を口にする。その方が 純文学っぽいから...? なんて、ちょっと穿った見方も...
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
...で 映画ですが、原作の持つ雰囲気を大切にしながらも、更にその上澄みの様な トラン・アン・ユン監督ならではの美しい表現に拘った作品に仕上がっているのではないでしょうか。画面の中に身をゆだねたくなる様な心地よさを感じます。
'70年代、学生運動の頃の大学生というと、自分より十歳上の世代な訳だけど、どうしてだか そういう時代の殺伐とした大学の風景とか 服装とかって 郷愁をそそるんだなぁ...。それに、自分の学生時代もオーバーラップしてきて、当時の自分は どちらかというと「直子」だけど、今は どうかと言えば「緑」だな...とか ネ。それから、これは 一緒に観た友人に言われて気付いた事だけど、性描写については 原作に近い形で明確に描きつつも 裸体よりも表情を活かした映像となっていて、こんな所にも 監督の拘りを感じます。
それにしても、時代の持つ雰囲気や、現代とはまたちょっと違う 当時の若者の大人ぶったり粋がっている様など、まるで 監督が当時の日本に居たかの様な 見事な描写。かと思えば、アジア的な空気を醸し出していたり、いずれにしても 監督で成功している作品であろうと思うのですが、若い人たちは どんな風にこの作品を観るのかしら... そのうち王子が観てきたら(観るかな...?)、聞いてみたいものです。
そうそう! 最後になってしまいましたが、兎に角 松山ケンイチが抜群にいいのです。これ、書いておかないとね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/f3/6abfe5467cf6415ace341be3f2322318.jpg)
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日比谷パティオにて
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ツリー脇のテーブルに 願い事を書くリボンが置いてあります
友人とふたり 願いを書いて結びつけました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0087.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/17/0ba831ae0068e464e7bb40c937bb8fc0.jpg)
東京国際フォーラムのエントランスです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/06/6a2f6cfcfc3c333ef925b0eaa770912d.jpg)
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誰がやっても恐く撮れちゃう 企画に難ありの「顔ハメ看板」
寧ろ、松山ケンイチだけでも 観る価値ありデス
私は 今年の前半に初めて原作を読んだんだけど、全く読んでない人には、
ちょっと断片的に感じる場面もあるかも知れないヮ。
どんな役でもすう~っと自然に入っていって
違和感が無いのがいい!
演じる役すべてがあたり役、だと思います。
素のマツケンも好き。(青森弁でナマってるからw)
『ノルウエイの森』は出版された当時、一気に読みました。
でも、今はストーリー忘れちゃってて…
キャスティング、菊池凛子の直子はどうかなあ~、とは思いましたよ。
まあ、もう一度、本を読み返してから、映画観ようかな。
橋田壽賀子が あまり得意ではないので、『Japenese Americanなんとか』は
観ていないのですが、役ごとにキャラクターがガラッと変わるので、
和製ジョニー・デップなんて 言われたりするのよね。
> 「ノルウェーの森」について年配の方がコメント...
それ、TVで観たかも。
安藤優子さんじゃなぁい?
はじめて観たのがデスノートだったので、すごく強烈でした。その後、Japenese Americanなんとか・・・・テレビで連続放送してた、草なぎ君と共演してた日系人の物語・・・あれでちょっといいな、って。
「ノルウェーの森」について年配の方がコメントしてたんですが、今の自分が読んだら別の角度から死や記憶といったものを考えるけど、あの時代のあの頃の自分にすっと帰れる作品としてはすばらしい、とか言ってました。
劇場で観るのもいいのかもしれませんね。
代表作が出来たって感じじゃないですか?
「L」だけじゃ アレだもんね。
ま、私は『デトロイト・メタルシティ』とかも すっごく好きですけどね (^^;)
直子はねぇ...
菊地凛子独特のあの口調は どうかと思うけど、他に誰がいいかと言われると、
ちょっと すぐには思い浮かばない...。
ひょっとしたら、上野樹里辺りでも充分こなすかも知れないけど、
菊地凛子は、自分でプッシュプッシュしたみたいだもんね。
ついでにいうなら、緑も 原作のイメージは もっと元気! だよね。
殿は、今日 まったり だらだらして、例の件もなんとか大丈夫そうです
ありがとねぇ〜〜〜
で、凛子の直子はこれでいいの?(笑)
ところで、殿様の具合はいかがですか?
例の件は、明日かな?
大丈夫だといいね。殿様、がんばれ!
恐らく 今後も手に取る事はないと思うのですが(ちょっと荒唐無稽過ぎる...?)、
今作に関して言えば、DVD等 自宅の画面で観るならば 寧ろ劇場がお奨めです。
> よく言えば繊細なのかも...
うーん、あまり作品を沢山知らないので、なんとも言えないのだけど、
『ノルウェイ...』に関して言えば、私が繊細だと感じたのは、
原作より 寧ろ映画での描き方で、監督の美意識の様な物が伝割ってくる様に思います。
> もっと自己主張して、自分側に運命を引き寄せて...
もちろん もちろん!
それは もう 生き方としては それに超した事はなく、私も どちらかというと
そういうタイプですが、70年代の混沌とした時代を生きる
二十歳前後の青年の物語として どこか感じるところがあります。
ま、私が松山ケンイチの芝居が好きってのもありますが... (;^_^A
若い頃は面白く読めてたけど、今はじれったいというか、もどかしいというか、よく言えば繊細なのかもしれませんが・・・・・。
きっと長い海外生活のせいかもしれないのですが、もっと自己主張して、自分側に運命を引き寄せてみない?って感じるのは、おばさんになったからでしょうか・・・・・。