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たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

珍しく嵌ってます

2018年09月23日 23時44分07秒 | 観る
歌手とか 俳優とか、特別誰が好きって... まぁ歌舞伎も何人か気にはなるし ジョニー・デップも好きは好きだけど、毎日Yahoo!ニュースやGoogleのカードが気になる程って なかなか無い。そんな私が、ここ一年くらい 気になって仕方がないのが 欅坂46〝 不動のセンター〟平手友梨奈です。Mステでどんなにうつむいて座って居ようが ひと言も喋らなかろうが、いいんです。そこも魅力と思わせるエネルギーを持った子じゃないかと思えてしまいます。そんな平手友梨奈の 映画初出演にして主演の「響」を観て参りました。


響 -HIBIKI-(9/23 劇場にて)

監督:月川翔
原作:柳本光晴「響 小説家になる方法」
脚本:西田征史
出演:平手友梨奈(鮎喰響)
:::北川景子(花井ふみ)
:::アヤカ・ウィルソン(祖父江凛夏)
高嶋政伸、柳楽優弥、北村有起哉、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生、吉田栄作、小栗旬、笠松将



なんらかの作家だの演奏家だのの〝天才〟を描く映像作品となると、その天才の紡ぎ出す作品をどう扱うかというのがひとつ難問としてあると思うのだけれど、なるほど そこを描かずとも成立する映画に仕上がっているのだと、観始めて暫くすると自然にそう感じました。おそらく原作漫画の方でも 響の書く小説の天才度というのは具現化されていないのだろうし、響という圧倒的な存在感が そこをしっかり埋めているのでしょう。だからこそ 原作の柳本光晴をして「響は 平手友梨奈」と言わしめたのではないでしょうか。あ...この人 ちょっと違う... と万人が感じる圧倒的なエネルギーがあって、初めて成立するのだと思います。

ストーリー展開自体は、漫画的であると思うし、あり得ない点も多々...とは思うけれど、誰もが響の様に生きたくて、でも そうは出来ない訳で、それをやってのける ある意味スーパーヒーローの様な存在が「響 ≒ 平手友梨奈」なのかなと。

お陰様で、〝欅〟って書けます (^w^)




書き忘れるところでした。すっごい天才だけを描いたって仕方がないので、祖父江凛夏 を演じたアヤカ・ウィルソンの存在は大きいと思います。そして、北川景子ですが、「家を売る女」で弾けたのが良かったのか、結婚が良かったのか、良いですね 北川さん。とってもお綺麗だし


コメント (2)
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観劇記録

2018年09月23日 00時34分37秒 | 帰省
広島から戻って一夜明け、縁ある方の舞台をハシゴしてきました。



X-QUEST AUTUMN PERFORMANCE
『四天王 ~エレメンタルフィクサー ~物語のつづき ーーー その先へ!(9/22 マチネー)
於:シアターサンモール


演出 / 脚本:トクナガヒデカツ

出演:塩崎こうせい、清水宗史、大野清志、高田淳、トクナガヒデカツ、市川雅之、佐藤仁美、荻窪えき以上X-QUEST、塩野拓矢(梅棒)、渡辺隼斗、星璃(劇団Patch)、豊田茂(劇団青年座)、神代よしき、相良光希、遠藤沙季、関谷真由(BESTIEM)、氏家康介(OLヴィーナスはちみつシアター)、春奈(刀屋壱)、野中美智子、胸元亜紀、野地春秋

:::孫悟空、桃太郎、アラジン、ピーターパン──異なる絵本の主役たちが力を合わせて戦う物語。

電子書籍の氾濫により紙の本は滅亡の危機に瀕していた。
ある時、世界中で広く親しまれていた童話のデータが書換えられていた。
物語を侵蝕する“悪意”を駆逐すべく結成された絵本アベンジャーズ“四天王”─... :::


知人である橋本亜紀ちゃんが胸元亜紀名義で出演の舞台。大規模な商業ベースでは無いものの 2.5次元との事で、如何なものかと思っていましたが、サービス精神に溢れた エンターテイメント性に富んだ舞台で、存外に楽しませて頂きました。





演劇企画イロトリドリノハナvol.1
『明日 ー1945年8月8日・長崎ー(9/22 ソワレー)
於:シアター kassai


演出 / 脚本:森下知香

出演:狩野謙 清水由紀 原妃とみ 加藤大騎 浅井透麻 坂浦洋子 白須陽子 佐藤英征 重松愛子 鯨井智充 伊藤さつき 神月叶 高橋恵里

:::その日、長崎では、中川庄治と三浦ヤエの結婚式が行われていた。慎ましくはあっても、晴れやかに若い二人の人生の門出を祝う、家族や友人たち。問題を抱えながらも、明日に希望を持ち、精一杯生きる彼らに訪れたものとは…。:::


劇団に所属しながら、今回 演劇企画組織を立ち上げ、自ら脚本・演出を手掛けた森下知香さん。共通の知人の朗読ライブで顔見知りになり、今回の公演を知りました。今回の舞台を製作するに当たり、長崎まで取材に出掛けたのだとか。

描かれているのは、原爆投下後の様子ではなく、前日の午前9時からの26時間。投下の瞬間を感じさせる場面で終演となります。戦時下ながら、ささやかな幸せを感じる一日の その翌日、あの家族は 果たしてどうなったのか。家族の一日を垣間見た事により、知り合いの様な気分でいるものだから、そんな登場人物の1945年8月9日午前10時58分以降が如何許りかと祈るような気持ちです。

災害も戦争も、惨禍に知り合いがあるのと無いのとでは、感じ方が大きく違います。国境を超え民族を超えて、いろんな人と知り合いでいる事が出来るといいなと思います。




一日に 全く毛色の違う二本の作品、それぞれに興味深いものでありました。

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