たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

「全部が嘘というわけじゃないのよ」

2006年10月10日 23時20分02秒 | 観る
大袈裟な話や‘法螺ばなし’のこと...
'a tall talk' とか 'a big talk' とか 'a fish story' とかって言うんですって。

『ビッグ・フィッシュ』(DVD 10/4)

制作国:アメリカ(2003年)
原題:BIG FISH
監督:ティム・バートン
原作:ダニエル・ウォレス
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ユアン・マクレガー(若き日のエドワード・ブルーム)
   アルバート・フィニー(エドワード・ブルーム)
   ビリー・クラダップ(ウィル・ブルーム)
   ジェシカ・ラング(サンドラ・ブルーム)
   ヘレナ・ボナム=カーター(ジェニファー・ヒル / 魔女)
   アリソン・ローマン(若き日のサンドラ・ブルーム)
   ロバート・ギローム(ドクター・ベネット)
   マリオン・コティヤール(ウィルの妻 ジョセフィーン)
   スティーヴ・ブシェミ(詩人 ノザー・ウィンズロー)
   ダニー・デヴィート(団長 エーモス・キャロウェイ)
   マシュー・マッグローリー(巨人)
   ディープ・ロイ
   ミッシー・パイル
   ダニエル・ウォレス(カメオ出演)

口を開けば ホラばかり...と思える様な 愉快な話で 周りの誰もから愛されているエドワードと そんな父親の話に 子どもの頃からすっかり辟易としてしまった息子ウィル...。二人の確執と和解の物語を ティム・バートンが現実から離れすぎないセミファンタジーの世界に描き上げています。

おそらく、誰でも思い出を語ろうとする時には ちょっぴり美化したり大きく言ったりって あるんじゃないかしら...と思うのです。それを 映像化するという‘現実の中のファンタジー’といった手法が 斬新で美しいのです。

それにしても、ユアン・マクレガーという人は こういった如何にもな好青年が 実にピッタリ嵌る人ですね。エドワードを生涯愛し ウィルとのことも温かく見守り続けたサンドラ...ジェシカ・ラングは とても魅力的。

そして、「全部が嘘というわけじゃないのよ」というサンドラの言葉通り エドワードの葬儀にやってきた人々は...!
作品の終盤は 特に素敵です。


『チャーリーとチョコレート工場』の チューインガムくちゃくちゃ自信過剰少女バイオレットちゃんのママをやっていたミッシー・パイル、ウンパ・ルンパのディープ・ロイも出演。ティム・バートン=ファミリーなのかな...。

ティム・バートン=ファミリー...といえば、現在のパートナーであるヘレナ・ボナム=カーター(ジェニファー・ヒル / 魔女)は、『チャーリーとチョコレート工場』のバケット夫人(チャーリーのおかあさん)です。なかなか面白い女優さんですね。ハリー・ポッター次回作に出演の予定とか。
コメント (6)
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