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たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

日本のハロウィン──お月見泥棒

2005年10月06日 09時17分26秒 | 子どもと楽しむ本
伊藤秀男 作『いもぱくり』(こどものとも年中向き1992年10月号) 福音館書店


(クリックしてみてください 絵本の中身も少しご覧いただけます)


お月見の夜 子ども達が近所のお供えを失敬して歩く‘いもぱくり’という風習...さて、どこの風習なのでしょう...。

もう10年以上も前、子どもが幼稚園から持って帰った 福音館の月刊絵本「こどものとも年中向き」からのご紹介『いもぱくり』です。「こどものとも」には付録に解説リーフレットが挟まっています。それを見れば どこの風習かわかるかしら...? と棚を物色! 絵本と共にリーフレットを保存している私ですが 何故か数ヶ月分だけ抜け落ちていて『いもぱくり』の92年10月号分がありません。

でも、そこはほれ! インターネットで検索!!
どうやら 三重県四日市市の風習 お月見泥棒 のことであるとわかりました。思った以上に 限られた範囲の風習だったので 今更ながら驚き!

〈こどものとも傑作集〉としてのハードカバー化されてはおらず 月刊誌としては売り切れの状態で 福音館でも扱っていません。お求め頂けないのが残念なのですが、興味のある方は図書館で探してみてください。インパクトのある絵に、知らない風習ながらワクワクする絵本です。

今月15日は、十三夜...。夕飯の支度の手を ちょっと休めて 顔を出したばかりの 大きく少し赤く見える月を 眺めてみませんか?
コメント (4)
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